セブン&アイの鈴木敏文会長へインタビューした、「なぜ、セブン―イレブンでバイトをすると学生でも3カ月で経営を語り始めるのか?」にたくさんのブックマークが集まっています。学生アルバイトでも活躍できる職場の事例や分析に対して注目されているのかと思いきや、必ずしも肯定的なコメントばかりではないようです。
なぜ、セブン―イレブンでバイトをすると学生でも3カ月で経営を語り始めるのか? | 社長の仕事術
このインタビューでは、セブン・イレブンの通常業務を支えるアルバイト、パートスタッフの活用術について「人間にとって大切なのは、やはり、仕事のしがい、働きがいです」「給料の高い会社は社員が定着し、給料が少しでも安かったら、離職率が高まるかといえば、必ずしもそうではなく、逆の場合もあります」「自分で責任を任され、成果を出していく経験が自己啓発力を引き出しているのです」「教育とは答えを教えることではなく、気づきを与えることです」といった、スタッフ自身の自己啓発力を大事にする鈴木流経営が語られています。セブン・イレブンのクオリティの高いオペレーションは、こうした方針で実行されているのかと納得できる記事になっています。
一方で、社会で働く上では確かに「やりがい」だけでなく、給与等の賃金水準も重要なポイントです。はてなブックマークでは、アルバイトの安い賃金でそこまで高度な仕事を任せるのはどうなのか、という疑問のコメントも多数付けられており、賛否両方の意見を踏まえて読みたいエントリーです。