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「アナログマ」に「アナロバ」―地デジカくんに早くも天敵登場



アナログマ

「アナログマ」(「アナロ熊」とも)が誕生するきっかけになったのは、「地デジカ」の発表時にイラスト掲示板などで2次創作が盛んに行われたことについて、民間放送連盟が「断固として許さない」と2次創作を許可しない旨のコメントをしたこと。2ちゃんねるのスレッドで、「アナロ熊は著作権完全フリー」というコメントともにクマのAA(アスキーアート、文字絵)のコピペが貼られたことで、このキャラクターは話題となったようです。

一見すると2ちゃんねるなどで見かけられるAAのクマ(海外での紹介)に見えますが、よく見ると頭にアンテナがついていて、古いアナログテレビのゴーストのように輪郭がぼやけているものも。「地デジカ」の公式サイトそっくりに作られた紹介サイトでは、“アナログマとは、2011年7月のアナログ放送終了に向けて、「受信中止」を推進するために生まれたキャラクターです”と紹介されています。

すでにニコニコ動画やイラストコミュニティ「pixiv」では、この「アナログマ」を使った二次創作が多く上がっており、中でも話題を呼んでいるのが、この動画。「そろそろお別れ昭和とバブル/平成不況を共にした/アナロ熊 アナロ熊」という歌詞に哀愁が漂っています。

アナロ熊のうたにアニメつけてみた‐ニコニコ動画(ββ)

なお、他にも「チューナーくれよ、ロハで」と脅迫めいた言葉を吐く「アナロバ」なるキャラクターも登場している模様。草なぎさんに代わって急遽登場した地デジカくん、思わぬところで反響を呼んでいるようです。

文: 稲葉ほたて

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