公共図書館といえば、本を借りたり読んだり、雑誌や新聞が読めたりする施設ですが、映画のDVDや音楽CDも揃っていたり、はたまた子供向けの絵本や紙芝居も充実していることもあって、多目的で使用している方も多いのではないでしょうか。そんな図書館がさらにパワーアップ! 「靴磨き」という、ちょっと意外な組み合わせのイベントが行われているところがあるのです。
図書館で自分磨きと「靴磨き」 - 千代田図書館 | カレントアウェアネス・ポータル
公式サイトで「あなたのセカンドオフィスに。もうひとつの書斎に。」とうたっている東京都千代田区立の千代田図書館は、平日夜10時と夜遅くまで利用できる図書館。6月から毎月1回、館内に「靴磨き専用カウンター」を設け、「千代田図書館で靴も自分も磨く」と題して靴磨き職人が有料で靴をピカピカにしてくれるイベントを行うそうです。靴磨きを担当するのは、「靴磨き.com」というサイトも運営しているプロの靴磨き職人。
イベントのページには「靴磨きの間に読書や研究、ビジネスの発想も豊かな靴磨き職人さんと会話をしてお過ごしください」「本や会話から得られた情報や発想は、様々なカタチで明日の自分に繋がっていくことでしょう」とちょっと照れくさくなるような言葉が並んでいますが、ちょっと靴を預けてゆっくり本を読む時間を作ってみるのもいいかもしれません。気になるお値段は、紳士靴が1,500円、婦人靴が1,200円、ブーツが2,000円(各税込)とのことです。