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自分が使いやすい耳かきを選ぶには?「正しい耳かきの方法」


■耳かきの選び方

最近ではスタンダードなヘラ型のものから先に糊のようなものが付いた綿棒、金属製のものまで、耳かきにも色々な種類があります。一体どれが使いやすいのか迷ってしまいますよね。まずは「耳かきの選び方」から見てみましょう。

<あなたの耳垢はどのタイプ?>
【耳掃除web】 耳掻き(耳かき)の総合情報サイト
「耳垢」とは、耳の中の皮膚の残骸や空気中のホコリなどが、耳の中から出る分泌液と混ざってできたもの。大きく分けて「乾いている」タイプと「湿っている」タイプの2種類があるため、それによって取りやすい耳かきも異なります。

<自分に合った耳かきを選ぼう>
加賀耳鼻咽喉科クリニック コラム 〜耳かき評論〜 近代人気耳かき衆そろい踏み
一般的なヘラ型の耳かきは、日本人に最も多い乾燥したタイプの耳垢を取るのに適しています。最近よく見かける粘着タイプの綿棒も、乾燥した耳垢をくっつけて取るのが目的。逆に湿ったタイプの耳垢であれば、普通の綿棒に吸着させて取ることができます。こちらのエントリーでは、その他にも金属やシリコンでできたものなど、全部で7種類の耳かきの特徴、長所と短所を比較しています。「今の耳かきがどうも使いにくい」という人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

■正しい耳かきの方法

毎日耳かきをしているという人もいるかもしれませんが、適切な頻度や方法はあるのでしょうか?

やりすぎは危険!? 正しい耳かきの方法って?(2009/07/29)|コブス横丁|COBSキャリア 20代の転職「前」コラム&コミュニティサイト
耳かきをする正しいタイミング | nanapi[ナナピ]
これらのエントリーによれば、正しい耳かきのポイントは以下の通りです。

  • 耳かきの頻度は週1回程度で充分。
  • 耳かきは外耳道(周りの皮膚)に触れないように入れ、引き抜きながら耳アカをかき出す。

耳かきの頻度は、実は週1ペースで充分。やりすぎると耳かきや綿棒で耳垢をどんどん奥に押し込んでしまい、それが積み重なって耳の中でコルク状に固まってしまうこともあります。自分の耳垢のタイプや耳の大きさに合った耳かきを使って、周りの皮膚にできるだけ触れないよう、かき出して取るのがポイントです。また綿棒を使う場合は普通の大きさのものだと耳垢を押し込んでしまうので、大人が赤ちゃん用のものを使うくらいが丁度いいとのことです。


今回は正しい「耳かき」の方法についてご紹介しました。「耳垢」と聞くと、名前から“取り除くべき不要なもの”という印象を受けますが、耳垢の成分には殺菌作用や皮膚を保護する作用もあるため、全てを取り去ってしまう必要はないとのこと。やりすぎにはくれぐれも注意したいですね。


Title Photo by ★meg.Dai

文: 飯塚朋子

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