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何ができて何ができない?Twitter、タイムラインへの有料広告挿入禁止へ



議論の発端となったのは、Twitterの公式ブログのエントリー。「何を禁止するか」について書かれた部分が問題になっています。

The Twitter Platform

For this reason, aside from Promoted Tweets, we will not allow any third party to inject paid tweets into a timeline on any service that leverages the Twitter API.

TechCrunchに掲載された日本語訳を引用します。
「長期的ユーザー体験が第一」―Twitter、サードパーティーのタイムライン内広告を全面禁止 | TechCrunch Japan

Twitter APIを利用するいかなるサービスにおいても、Twitter独自のPromoted Tweets広告以外のあらゆるサードパーティーの有料広告をツイートとしてタイムラインに挿入することを認めない

Promoted TweetsとはTwitter自身のサービスで、特定の検索結果の上部に広告主の投稿を表示するものです。詳細については、サービス発表時の紹介エントリーをご覧ください。
Twitterが広告プログラム「Promoted Tweets」導入 収益化目指す - ITmedia NEWS

公式ブログでの発表に続き、開発者向けの規約も改訂されました。この規約から今回の変更を詳細に知ることができます。

http://dev.twitter.com/pages/api_terms
Twitter の "API of Terms" の商業利用部分だけ勝手翻訳 [dh memoranda]

あくまでも「タイムライン」への広告表示が禁止されるだけで、タイムライン周辺への広告表示は可能のようです。ただし、Twitterから支払を要求されるケースがあるとのこと。詳細な条件は明記されておらず、適宜Twitterへコンタクトをとるようにアドレスが掲載されています。

今回の変更で、影響を受ける可能性のあるサービスについて触れているエントリーを紹介します。いずれのエントリーでも、Twitterをターゲットにした広告サービスの今後を案じています。

ツイッターが広告ツイート禁止を宣言。昨日発表のオプト社「つあど」なども対象に:In the looop:オルタナティブ・ブログ
ツイッター社、他社がつぶやきをお金で売買するのは許さん、と公式ブログで表明 | 秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ

Twitterユーザーが、広告配信サービスからすすめられる広告をツイートして収入が発生するタイプのサービスは、今回変更された規約に抵触するようです。具体的には、"140Proof"、"ad.ly"、"twad.ly"、"Mylikes"、"つあど"といったサービスの名前が挙がっています。

また、紹介したい商品を選んでアフィリエイトリンクを作成し、コメントを付け加えてTwitterに投稿できる"つぶレコ"のようなサービスは、「Twitter APIを利用している」ものの、成果報酬型で必ずしも報酬が伴うものではなく、手動でアフィリエイトリンクを作成して投稿することとの差異も明確ではなく、判断が難しいようです。

「広告が氾濫して、ユーザー体験が損なわれる事態を回避したい」というTwitterの言い分もわからなくもありません。ただ、ウェブ全体で見ると、広告案件を選んでブログで製品を宣伝すると収入を得られるといったサービスもあり、Twitterの対応は若干厳しいようにも思います。

Twitterの発表から数日、どこまでを許容して、どこからを許容しないのか、議論はまだ収束をみせませんが、TwitterとそのAPIを利用する広告サービスの動向を見守っていきたいところです。

文: イノアキ

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