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あの名作が新訳・改訳で登場!トマス・ピンチョン全小説刊行決定



トマス・ピンチョン全小説

2010年6月から2012年3月にかけて新潮社より刊行されるトマス・ピンチョンの全小説。デビュー時より経歴や写真の非公開を貫いており、ノーベル文学賞候補の常連としてその名を世界に知られながらも、いまだベールに包まれた氏の全作品を新訳・改訳で楽しむことができます。

6月30日に発売された『メイスン&ディクスン』(柴田元幸氏訳・上下巻)を皮切りに、2010年9月には『逆光』(木原善彦訳・上下巻)、2010年12月に『スロー・ラーナー』(佐藤良明ほか訳)、2011年3月は『V.』(小山太一+佐藤良明訳・ 上下巻)、2011年6月に『競売ナンバー49の叫び』(佐藤良明訳) 、2011年9月に『重力の虹』(佐藤良明訳・上下巻)、2011年12月に『ヴァインランド』(佐藤良明訳)、2012年3月に『インヒアレント・ヴァイス』(栩木玲子+佐藤良明訳)が発刊される予定です。

このプロジェクトを受け、はてなブックマークのコメント欄では、 「おおおきたきたきたー!ぐひひ…これは読まざるをえない…」「凄まじいものが出るのぅ」「装丁がよい」といった喜びのコメントが。また、「こういう本こそ電子書籍で出版すべき、という人が出現するフラグ。実際電子書籍で出て欲しいですけれどね。」「志村訳版もまだ積ん読があるのに佐藤+柴田訳も楽しみだったり。でも電子書籍がいいな。注釈とか開設付希望、いろいろこんがらがっちゃうから。」と言った、電子書籍化を望む声も。

ファンはもちろんのこと、今までトマス・ピンチョンの小説に触れたことがない人も、手にする絶好のチャンスではないでしょうか?

文: タニグチナオミ

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