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朽ち果てた時計が再び動き出す――「廃墟時計」がついに始動



 
http://www.madin.jp/haikyo/
http://www.madin.jp/diary/?date=20100724#p01

「1分ごとに写真を切り替えて時計を作る」というコンセプトのもと、世界中の廃墟に佇む時計の写真から作られた「廃墟時計」。写真共有サイト「Flickr」に掲載されている時計の写真を、実際の時刻にあわせて、ウェブ上でスライドショーとして表示させていくというものです。以前はてなブックマークニュースでご紹介したときも、「キャッチコピーにぐっと来た。」「これはステキ!」と完成に期待が寄せられていました。そして7月24日、朽ち果てた時計は再び「時計」として動き出します。ウェブ上で自動的に表示されるので、ブラウザを立ち上げておいて「だいたいあってるアナログ時計」として利用することも可能。iPadで表示させることもできます。

これまでの廃墟時計の写真は「Google Docs」のスプレッドシートでまとめられており、Googleアカウントがあれば誰でも編集できるようになっています。製作者によると、投稿者によるタイトル・解説・タグから「廃墟で撮った」「誰も使わなくなった」「壊れている」と判断できる時計の写真があれば、スプレッドシートの対応する時刻にどんどん書き込んでほしいとのこと。すべての時刻を指すために必要な写真は720枚。「廃墟時計」はまだ1割程の時刻が埋まっていないということなので、もしもFlickrで該当の写真を見かけたら、ぜひ記入を。

文: あおきめぐみ

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