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「出れんの!?サマソニ!?」出演者決定 審査の在り方を問う声も



e+エンタメ市場《meets》 ×SUMMER SONIC 10

2009年より始まった「出れんの!?サマソニ!?」も今年で2回目。今年は、Webでの一般投票やプロデューサー、クリエイター、アーティストによる選考、パフォーマンスチェックなどを経て、総勢13組の出演アーティストが決定しました。公式サイトでは、出演が決まったアーティストと、審査員賞各賞の発表、審査員を担当した寺岡呼人さん、いしわたり淳治さん、ダイノジ・大谷ノブ彦さんなどの総評が掲載されています。

中でも注目されているのが、ソロ活動のほか、サニーデイ・サービス、曽我部恵一BANDのボーカル、ギターとしても知られているシンガーソングライター・曽我部恵一さんのコメント。曽我部さんは冒頭で「今回のコンテストの審査の方法とそのありかたに大いなる疑問を感じた」と述べ、一般投票で300位以内に入った応募者が審査の対象になること、システム上、組織票を多く集めたグループが上位を占めることになることなどに疑問を投げかけました。

最終的に、審査員賞のみ300位以外からの選出も可能になりましたが、曽我部さんが選んだアーティスト「MOROHA」は300位圏外であったため、「曽我部恵一賞」を受賞しながらサマーソニックへの出場は認められませんでした。また、一般投票で上位になった20組の中から、サマーソニックへの出場が決まったアーティストはいませんでした。

<今回の審査の流れ>

オーディション応募 → 一般ネットユーザーによる、Webプロフ投票(得票数により、上位300組が選出) → プロデューサーチームによる、最終候補者決定 → パフォーマンスチェック → 出演者決定

審査中、自身のTwitterアカウント(@keiichisokabe)でも、得票数が優位になる審査に不満の声を漏らしていた曽我部さん。

曽我部恵一 on Twitter: "サマソニ出演コンテストのライブ審査なう。「出れんの⁈サマソニ」はまずは一般投票で票集めできたバンドが審査の舞台に上がれるという数の論理の元にあるコンテスト。故に組織票を集めることができたどうでもいいバンドばかりが上位。そこから漏れたものはどんなに審査員が評価しても対象外。"
曽我部恵一 on Twitter: "当初、審査員のオファーを受けた時には「審査員の主観枠がある」という話だった。が、フタを開けてみるとそれも一般投票で300位に入ってることが条件と。301位だと対象外。それが判明したとき降りることを表明したが、オレが審査員だから応募したやつもいるかもと考えて、続行することにした。"


同じく審査員を務めたダイノジ・大谷ノブ彦さんも「ルールに関しては、個人的には一般投票で決まった300組以外から選択してもいいんじゃないと思いますよ」と今後の審査の在り方について意見を述べています。

これを受け、主催したイープラスも「我々は進化をするという意味での変化には、いつでも柔軟でありたいと思っています。昨年より今年、今年より来年と、より有意義な企画にしていけるよう、進化を続けて参ります」とコメントを残しています。


今回出演が決定したアーティスト:大神:OHGA、OverTheDogs、おもしろ三国志、栗コーダーカルテット、THEラブ人間、「水中、それは苦しい」、太平洋不知火楽団、チープトリップ、THIS IS PANIC、white white sisters、MI-CA-NN、mississippiroid、やまのいゆずる

文: タニグチナオミ

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