脳や血液に送られる香りや有効成分が、免疫系、ホルモン系、自律神経系に働きかけ、人間が持つ自然治癒力を高めてくれると言われているハーブ。食物繊維やビタミン、ミネラルなども含んでおり、栄養もバツグンで、ハーブティーや煮込料理など、食用としても活用されています。
実はこのハーブ、プランターなどで簡単に栽培することが可能なんです。今日は育成のコツや害虫駆除の方法といったハーブ栽培に役立つ情報と、収穫したハーブの活用法を紹介します。
■ハーブの種類や育て方を知る
まずは、育てたいハーブを決めましょう。
▽ ハーブのホームページ|ハーブの種類や育て方、効果、効能を紹介
こちらのサイトではハーブの種類別に、利用部分や活用法、特徴、育て方などがまとめられています。タネまきや収穫の時期、相性の良い土や水やりの方法など、細かなデータが載っており、非常に有用なサイトとなっています。
また、同じサイトで紹介されているハーブを育てるポイントがこちら。
初心者の方は種ではなく、栽培が簡単な苗から始めると良いでしょう。ほとんどのハーブは日当たりが良い場所を好みますが、半日程度日が当たる場所でかまいません。しかし、ミント、チャービル、チャイブ、ソレル、スイートバイオレットなどは直射日光に弱いので、日陰で育てましょう。
乾燥に強く水やりが楽で、肥料もあまりいらない品種が多いハーブ。丈夫な植物なので、初心者でも簡単に始めることができます。
▽ http://www.sbfoods.co.jp/herbs/back/0304/grow/basic.html
こちらのエントリーでも、スイートバジルやラベンダーといった人気のハーブの育て方が紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
■スペースがない人には寄せ植えがオススメ!
家にゆったり育てられるスペースがない方は、寄せ植えに挑戦してみましょう。
▽ ハーブの寄せ植え:栽培ガイド:栽培ガイド 『園芸ネット』本店 通販 engei.net
▽ http://allabout.co.jp/gourmet/spice/closeup/CU20060828A/
ここで気をつけたいのが、ハーブの相性。品種により乾燥を好むものや嫌うもの、寒さに強いもの、弱いものなど栽培環境が異なるため、似たものを一緒に育てるようにしましょう。
例えば寒さに強く多湿を嫌うのは、ローズマリー、タイム、コモンセージ、サントリナ、オレガノ。寒さにも多湿にも比較的強く育てやすいものとして、キャットミント、ミント類、レモンバーム、フェンネル、ベイ、フレンチタラゴン、ワイルドストロベリーなどがあります。
■お手軽なハーブ栽培キットを活用
▽ http://shopping.yahoo.co.jp/search?n=20&cid=2507&p=%A5%CF%A1%BC%A5%D6+%BA%CF%C7%DD%A5%BB%A5%C3%A5%C8&slider=0&uIv=on&x=23&y=3
「もっと手間がかからない方法で始めたい」という方は、栽培キットを購入してみては?缶で育てる小さなものから、寄せ植えタイプのものまで、多種多様に揃っています。土や肥料、苗などが一度に手に入るのもうれしいですね。
■虫が付いてしまったら…
▽ ガーデニング基礎知識・ハーブ栽培の基礎知識2【ハーブティー専門店「e-ティザーヌ」】
こちらのエントリーでは、ハーブ栽培の上で気を付けたい、害虫や病気についてまとめられています。予防法や自然農薬法・対策も載っているので、害虫駆除の参考にしてみてください。
■収穫したハーブの活用法
見た目にもかわいいハーブですが、やはり一番は食用として活用すること。収穫したハーブは、自家製のハーブティーや料理に活用しましょう。
<ハーブティー>
▽ ハーブティーの効能と飲み方ガイド-ハーブティーでリラックスタイム♪
こちらでは、ハーブティーがもたらす効果や飲み方が紹介されています。リラックスしたいときや気分転換したいときは、ぜひハーブティーを。
<料理>
ハーブの種類別に、効果や楽しみ方、レシピ例が掲載されているのがこちらのエントリー。ハーブの写真も掲載されており、とても見やすいページとなっています。
さまざまな用途があるハーブ。自分で育てて食すのはまた格別です。
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