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今が見頃・全国各地のハイクオリティな「田んぼアート」を集めてみた


■“田んぼアート”ってどんなもの?

毎年テレビや新聞のニュースでも話題になる田んぼアートですが、どんなきっかけで生まれたのでしょうか?


http://www.nobi.or.jp/tanbo/index.html

品種の異なる稲を使って田んぼに絵を描く「田んぼアート」は、1993年に青森県の田舎館村が村おこしの一環として始めたのがきっかけ。現在は東北や北陸を中心に全国で実施されており、毎年多くの観光客が訪れています。上記の「田んぼアート・総合ホームページ 」では、各地の田んぼアートに関する情報や、これまでに制作されたデザインなどをまとめて見ることができます。

■クオリティ高すぎ!?各地の田んぼアートを見てみよう

では早速、バラエティに富んだデザインの田んぼアートを見てみましょう。

<かわいい動物がいっぱい!北海道旭川市>

http://www.jataisetu.or.jp/t-art/t-art.htm

北海道旭川市のJAたいせつでは、シロクマやキツネなど北海道の大自然をモチーフにしたかわいらしい“動物”の田んぼアートを中心に制作しています。サイトでは、田んぼの様子をWebカメラを通じて見ることができます。

<田んぼアート発祥の地、青森県田舎館村>
  
http://www.vill.inakadate.aomori.jp/
http://syaraku.way-nifty.com/syarakukan/2010/07/2010-9e4a.html
http://www.am.askanet.ne.jp/~tugaru/z-inakadate.htm

そして田んぼアート発祥の地といえば、青森県の田舎館村。モナリザや風神雷神などの有名な美術作品や、ナポレオン、直江兼続といった歴史上の人物をモチーフに、毎年ハイクオリティな作品を発表し続けています。今年2010年のテーマは「弁慶と牛若丸」。その躍動感あふれる姿をお楽しみ下さい。

<人気の戦国武将が出陣!山形県米沢市>
  
田んぼアート2010/米沢市
田んぼアート・直江兼続
小野川田んぼアート「花の慶次」 - 復活!やまがたの四季と暮らし

山形県の米沢市では、“戦国武将”を描いた田んぼアートが人気を集めています。2007年の「上杉謙信と武田信玄」、2008年の「直江兼続」、2009年の「直江兼続と妻のお船」に続き、今年2010年は「前田慶次」が登場。原哲生さんが描く「花の慶次」をモチーフにしています。

<オノ・ナツメさんのイラストが田んぼに!埼玉県行田市>

行田市/田んぼアート平成26年度の取組

田んぼアートが行われているのは、北海道や東北だけではありません。埼玉県の行田市では、現在和田竜さんの小説「のぼうの城」をモチーフにした田んぼアートが公開されています。デザインの元になったのは、小説の表紙を飾る人気マンガ家・オノ・ナツメさんのイラスト。サイトでは、稲が成長するにつれ田んぼに絵が浮かび上がっていく様子も紹介されています。

<野球ファンなら見逃せない?岡山県美作市>
  
http://www.asahi.com/national/update/0518/OSK201005170161.html
http://www.h7.dion.ne.jp/~gosakudo/
ジャイアンツ田んぼプロジェクト | 岡山|津山|美作|リフォーム|新築|有限会社 安藤

そして阪神タイガースファンの間で密かに人気を集めているのが、チームのシンボルマークをモチーフにした岡山県美作市の「トラちゃん田んぼ」。今年2010年はライバルの「ジャイアンツ田んぼ」も登場し、田んぼアートでの阪神・巨人戦が繰り広げられています。


これだけの細かい絵柄が全て稲穂で描かれているというのには驚きますね。まさに今が見頃の田んぼアート、ぜひあなたも足を運んでみてはいかがでしょうか?


Title Photo by contri

文: 飯塚朋子

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