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“知”の集結――蔵書・資料検索「国会図書館サーチ」開発版が公開



国立国会図書館サーチ(NDL Search)

“「多様な資料」を「多様なルート」で「多彩な検索支援」を駆使して提供”するために開発された「国立国会図書館サーチ」。図書館員のみならず、各種Webサービスを提供している企業や団体、一般利用者など、幅広い層のユーザーを想定しています。

検索対象となっているのは、全国の図書館や研究所、美術館、電子書籍サイトといった機関に収録されている、蔵書・出版目録、デジタル資料、レファレンス事例など、43個のデータベース。文献情報は約5,500万件にものぼります。検索については、自然文検索、あいまい検索、日中/日英の翻訳検索、類義語・同義語検索等を用いた検索支援のほか一部資料については本文の全文検索も可能。検索結果や書誌詳細画面には固定URLがあり、Twitterや各ソーシャルブックマークサービスへの投稿ができます。さらに、検索した書誌情報をRSSリーダーで購読することも。


検索結果画面。各種絞り込み機能のほか、連想キーワードも表示される
 
市町村立図書館の所蔵検索には「カーリル」を利用

今後は、2012年1月の本格稼働を視野に入れ、検索対象の拡大を続けつつ、利用者の声を反映したシステムを構築していく予定とのことです。

文: タニグチナオミ

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