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「誤解を招くもの」スタジオジブリ、原発関連施設でのグッズ販売中止へ



「福島第二原子力発電所エネルギー館」における「どんぐり共和国」の運営について - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI
http://www.tepco.co.jp/nu/f2-np/f2land/energymsm/acorn/index-j.html

「どんぐり共和国」は、全国で展開されているジブリ作品のキャラクターショップ。スタジオジブリの星野康二代表取締役社長は、福島県・福島第二原子力発電所エネルギー館内に開設中の「福島エネルギー館店」について、出店中止を指示したことを公式サイトで明らかにしました。ネット上では以前から「施設のPRになっているのでは?」という指摘もあったこちらの店舗。ジブリ宛にも問い合わせのメールや電話が寄せられていたとのことで、星野社長は「スタジオジブリが他の企業や団体などの広報活動に作品のキャラクターを使用させることは、新作映画のタイアップ等を除いて一切ない。」と説明。しかし今回のケースは誤解を招くもので、重大な判断ミスだったと謝罪しました。

またどんぐり共和国を運営する株式会社ベネリックも、ジブリ作品が施設のPRに使われているかのような誤解を招いてしまったのは、全てベネリック側の判断に責任があるとお詫びのコメントを発表しました。施設を運営する東京電力株式会社に対して、屋号の取り外しなどを申し入れているとのことです。

新着情報 - ベネリック株式会社

今回のスタジオジブリの発表について、はてなブックマークのコメント欄には「間違ってしまったことを『間違った!』と言えるって大変だけど大切だなー。」「ここ行ったことあるんだけど,確かに建物入ったところにありましたな。原発施設とジブリの取り合わせに不思議な気分になった記憶がある。」といった声が寄せられていました。

文: 飯塚朋子

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