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『兎の眼』『よりみちパン!セ』の理論社が民事再生法適用を申請



http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3358.html
http://www.rironsha.co.jp/

1947年の創業以降、寺村輝夫さんの『ぼくは王さま』や灰谷健次郎さんの長編小説『兎の眼』、大石真さんの『チョコレート戦争』など、児童文学図書の名作を多数出版してきた理論社。最近では『よりみちパン!セ』シリーズをはじめとする、ヤングアダルト世代に向けた書籍がヒットしていました。帝国データバンクによると、近年は市場の縮小傾向により販売が落ち込んでいたとのことです。

今夏も森絵都さんの『カラフル』や、西原理恵子さんの『この世でいちばん大事な「カネ」の話』が続けて映像化されるなど、注目度が高まっていた理論社。はてなブックマークのコメント欄には、「えっ……まじ……」「好きな本がたくさんある。特にヤングアダルト向けの本は時代と志を感じるものが多い。」「『よりみちパン!セ』の知名度をもってしても、やはり出版は大変なんだろうな…。出版・印刷業界の倒産情報は止まらないなぁ。。。」といったコメントが多数寄せられています。

文: タニグチナオミ

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