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名所から穴場まで!京都在住ライターが選ぶ、オススメ紅葉スポット6ヶ所


■まずは紅葉情報をチェック!

紅葉の名所:京都・滋賀の紅葉情報 2019:京都新聞
http://kouyou.nihon-kankou.or.jp/list/result.php?m=2&c=26
http://kouyou.yahoo.co.jp/spot/list/26.html

上記のサイトでは、各スポットごとの見ごろの予想や耳寄り情報などが紹介されています。例年、京都の紅葉は11月初旬ごろから色づき始め、11月中旬から下旬にかけて、多くのスポットでピークを迎えます。「まだ色づいていなかった」「もう散っていた」という事態を防ぐためにも、必ず事前に確認しておきましょう。

■紅葉が自慢の社寺仏閣

歴史ある社寺仏閣が多くある京都では、規模の大小はあるものの、ほとんどのスポットで紅葉が楽しめます。とはいえ、どうせならとびっきり素敵な場所で紅葉を楽しみたいもの。そういった方に向けて、紅葉が有名な4つの社寺仏閣を紹介します。

<東福寺>
臨済宗大本山 東福寺

東山区にある東福寺は、摂政の九条道家が創建した大寺院。広大な境内には多くの木々があり、紅葉のころになると敷地内が真っ赤に染まります。特に、仏殿から開山堂に至る「洗玉澗(せんぎょくかん)渓谷」に架けられた「通天橋」からの眺めは、絶景の一言。


<永観堂>

永観堂(Eikando,Kyoto)

永観堂は左京区にある浄土宗西山禅林寺派の総本山。「永観堂」という名称は通称で、正式には禅林寺と言います。“もみじの永観堂”と呼ばれるほど、京都屈指の紅葉スポットとして知られており、オンシーズンには多くの拝観者でにぎわいます。今年も人気の夜間拝観が例年通り実施予定です。11月6日(土)~11月30日(火)の間は、17時30分~21時30分(受付終了は21時)まで、ライトアップされた紅葉を楽しむことができます。


<祇王寺>

祇王寺 京都奥嵯峨 「平家物語」悲恋の尼寺 - 京都奥嵯峨「平家物語」悲恋の尼寺として知られる 祇王寺 の公式ホームページ

嵐山からほど近い奥嵯峨に、ひっそりとたたずむ祇王寺。オフシーズンも美しい竹林と苔で知られていますが、秋は敷地内にある木々が美しく紅葉し、訪れた人々の目を楽しませます。特にオススメなのが、葉が散りだすころ。紅色の葉がまるでじゅうたんのように、苔の上を埋め尽くします。こじんまりとした境内ですが、見ごたえは十分。


<曼殊院門跡>

曼殊院門跡-オフィシャルサイト-

左京区一乗寺に建立する曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)。境内には、茶人や作庭家として知られる小堀遠州が手掛けた枯山水庭園があります。庭園から臨む景色はもちろん、敷地内のいたるところで紅葉を見ることができます。また、周囲には「詩仙堂」や「修学院離宮」といった紅葉の名所があるので、ハシゴして観光するのもオススメです。


■穴場の紅葉スポット

上記で紹介した4か所は、オンシーズンにもなるとたくさんの人でにぎわいます。人混みが嫌いと言う方には、市街地から離れており、比較的空いている2つのスポットを紹介します。

<善峯寺>

京都・西山 西国第二十番札所 善峯寺

洛西にある善峯寺(よしみねでら)。西国三十三箇所の第二十番札所としても知られています。山深く、高い場所にあるため、眺望が抜群。広範囲で紅葉を確認できます。また、敷地が非常に広く、境内を見て回る場合は約40分かかります。他のスポットも訪れる場合は、時間配分に注意しましょう。


<醍醐寺>

世界遺産 京都 醍醐寺

世界遺産に登録されている醍醐寺(だいごじ)は、伏見区にある、真言宗醍醐派の総本山。桜の名所として知られていますが、紅葉の美しさも格別です。境内には、モミジやイチョウ、コナラといった落葉広葉樹が多く、毎秋美しく色づきます。中でも、国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園から眺める紅葉は素晴らしいです。また、今年は初めて夜間拝観を行うそう。実施期間は11月19日(金)~12月5日(日)の18時~20時50分(受付終了は午後8時10分)で、事前申し込み制です。


有名なスポットや穴場に限らず、のんびりと紅葉を楽しみたいなら、拝観時間を早めることがオススメ。開門時間からすぐなら人も多くなく、澄んだ空気の中、じっくりと眺めることができます。8時ごろに開門する寺院が多いので、拝観時間をチェックしてから訪れるようにしましょう。



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Title Photo by KIUKO

文: タニグチナオミ

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