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日本人が大好きすぎる「おにぎり」 エントリーまとめ


■ 1400年前から愛してる!? X線解析が発見した古墳の「おにぎり」

2009年12月、横浜市にある古墳時代後期の遺跡から発見された炭化した米の塊をX線解析したところ、それらが実は弁当箱に入った「おにぎり」であったとらしいとわかったとのニュースが報道され、ちょっとした話題になりました。この「おにぎり」が作られた推定時期は1400年前とのことですから、いかに古来より日本人の生活に溶け込んできた食べ物かがよく分かります。

そんな「おにぎり」ですが、海外では米を食べる習慣がある国であっても、この食文化はほとんど見受けられないのだそうです。理由としては、海外では米をとぐ習慣がないためにご飯は温かいうちに食べないと味が落ちてしまうことや、そもそも「おにぎり」に不適な米を使っていることなどがあるそうです。まさに「おにぎり」は、日本人ならではの文化と言えるでしょう。

■ 一番のこだわりポイントはここ!「おにぎり」の具はどんなものが好き?

ひと昔前までは「おにぎり」の具と言えば梅干しや昆布、鮭などが普通でした。ところが最近のコンビニの「おにぎり」は、様々な具材が「おにぎり」に合うことを教えてくれました。カルビや唐揚げ、さらにはチーズのような乳製品まであったりして、まさに具材は百花繚乱という状態です。

上のエントリーは、2008年のマイボイスコムによる「おにぎり」についてのアンケート結果を紹介したもので、日本人が好む「おにぎり」の具材ランキングが紹介されています。最も人気があった上位3つは、1位から順に「鮭」「たらこ」「ツナマヨネーズ」で、海産物系の具材の強さをここからうかがうことができます。比較的歴史が浅いであろうツナマヨネーズが、早くも3位に入っているところを見ると、まだまだ今後もおにぎり界のニューカマーは登場してきそうです。

■ お米の間に空気をたっぷり入れよう 美味しく「おにぎり」を握るための方法

美味しい「おにぎり」を作るためには、あまり強く握りすぎてはいけないという話は、しばしば聞くところです。とは言え、一体どの程度の力で握ればいいのかというのは、なかなかわからないものです。

上に挙げた生活情報番組「ためしてガッテン」の「おにぎり」特集をまとめたページでは、小学校3年生の女の子による番組内で最も美味しいと評価された握り方が紹介されています。その内容は、お椀の中でご飯を滑らせて形を整えるだけというもので、番組内の測定によれば、ほとんどご飯に圧力がかかっていなかったそうです。他にも上のエントリー内では、「おにぎり」にぴったりなお米の炊き方なども掲載されています。ぜひ今度自分で「おにぎり」を作る際には、参考にしてみてください。

(Title photo by yto)

文: 稲葉ほたて

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