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2010年は確かに「暑」かった?漢検協会が「今年の漢字」を発表



http://www.kanken.or.jp/years_kanji/index.html

財団法人日本漢字能力検定協会が毎年、「漢字の日」である12月12日前後に発表する「今年の漢字」。あらかじめ募集したその年の世相を表す漢字一字の中から、最も応募数の多かった漢字を京都・清水寺の森清範貫主が揮毫(きごう)し、清水寺「奥の院」のご本尊・千手観世音菩薩に奉納します。

応募総数285,406票の中から2010年を表す漢字として選ばれたのは、14,537票を集めた「暑(ショ/あつ)」です。応募者が「暑」を選んだ理由には、熱中症の多発や暑さ対策のための支出、野菜の高騰、魚介類の不漁など、さまざまな影響を及ぼした記録的な猛暑日の連続が挙げられています。また、暑い地中に閉じ込められながらも全員が無事生還したチリ鉱山のトンネル内落盤事故や、大気圏突入時の猛烈な暑さに耐えた「はやぶさ」のニュースも、理由として挙げられています。

公式ページにはそのほかにも、「暑」が選ばれた理由の分析や「2010年『今年の漢字』トップ20」なども掲載されています。

文: タニグチナオミ

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