スウェーデンのテレビ局「スウェーデンテレビ」(SVT)が、機密情報を収集し公開する組織「WikiLeaks」(ウィキリークス)の活動や創設者ジュリアン・アサンジ氏らを追ったドキュメンタリー「WikiRebels」を、ウェブサイトで公開しています。謎に包まれたWikiLeaksを詳細に描いたドキュメンタリーは、英語の動画にもかかわらず、はてなブックマークで注目を集めつつあります。
▽ http://svtplay.se/v/2264028/wikirebels___the_documentary?cb,a1364145,1,f,-1/pb,a1364142,1,f,-1/pl,v,,2264028/sb,p118750,1,f,-1 (ウェブサイトはスウェーデン語、ドキュメンタリーは英語)
米国国務省の外交文書の公開や創立者ジュリアン・アサンジ氏の逮捕で、世界の注目を集めたWikiLeaks。ナンバー2だったダニエル・ドムシャイトベルク氏が、WikiLeaksを離れ、より透明性の高い「Openleaks」(オープンリークス)を準備しているというニュースも飛び交っています。
▽ インターネットそのものは止められない: WikiLeaksの離反者たちがOpenLeaksを立ち上げ | TechCrunch Japan
このような中、WikiLeaksを詳細に描いたドキュメンタリー「WikiRebels」が、2010年12月9日にスウェーデンテレビのウェブサイトで公開されました。これまでにWikiLeaksが行ってきた機密文書の公開について知ることができるのはもちろん、WikiLeaksに携わる関係者の哲学、どのように組織が運営されているのか、さらに、根底にあるハッカーの文化について詳しく知ることができます。ジュリアン・アサンジ氏、Openleaksを開設しようと活動しているドムシャイトベルク氏など、WikiLeaksの関係者への詳細なインタビューも。
英語のドキュメンタリーですが、徐々にブックマークの数を増やしつつあります。ブックマークのコメント欄には、「中盤のイラクの映像とか特に、英語ちゃんとわからなくても衝撃的すぎる」というコメントも。言語の壁を越えてなお必見のドキュメンタリーと言えそうです。