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「またお前か」巨大アヒル 大阪に三たび登場


■ 「またお前か!」 巨大すぎるアヒルが大阪に三たび登場

2010年12月、ラバーダックが三たび登場した場所は、大阪・中之島にある大阪国際会議場前の堂島川。「水都大阪・水と光の憩い空間プロジェクト」の一環として展示されています。


下のニュースサイトGIGAZINEの記事では、そんな都会の夜景の中ライトアップされたラバーダックを、これでもかというくらいに四方八方から撮影。はてなブックマークのコメントでは「またお前か」「大阪に対して嫉妬する」などのコメントがつき、話題を呼んでいます。

■ 「デカすぎワロタwww」 2009年の「ラバーダック」の盛り上がりを振り返る

2009年末にラバーダックが登場した際には、「大きなアヒル」と聞いて思い浮かべるような大きさをはるかに超えるその体長に、ネットユーザーは大盛り上がりでした。上の2ちゃんねるスレッドでは、このアヒル画像を初めて見たユーザーたちの「デカすぎワロタwww」というコメントが大量に書き込まれています。

大阪在住のユーザーのみならず、わざわざ東京から見物に出かけた人も。ネットでは、多くの人から写真や動画が投稿されました。はてなブックマークでもそれらの記事は注目を集めました。いくつかを紹介します。

■ 巨大アヒル仕掛け人はオランダの若手現代美術家

このアヒルを作ったのは、オランダの現代美術家フロレンティン・ホフマン氏。公共の場に巨大なオブジェを置く活動で有名なアーティストで、このラバーダックもそうした彼の活動のひとつとして制作されています。

この作品が最初に話題を呼んだのは、フランスで開かれた「Loire Estuary 2007」というアート大会で公開されたときのこと。そのインパクトに注目が集まり、以後、フランスやブラジルなど世界各国でラバーダックは展示されてきました。ホフマン氏の創作に対する考え方を知るには、以下のブログ記事がお薦めです。

ホフマン氏はこのエントリーの中で、美術館ではなく公共空間で自分の作品を展示することへのこだわりや、短期間に展示することでかえって見た人の心にいつまでも残るようにしたいという思いを熱く語っています。

2010年末の展示は、12月25日のクリスマスまでの2週間。夕方午後5時~午後10時までは、ライトアップもされています。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

初出時、「2009年、大阪・梅田の道頓堀に突如登場」としていましたが、正しくは「2009年、大阪市中央区の八軒屋浜に突如登場」でした。お詫びして訂正いたします。なお、本文は修正済みです。

文: 稲葉ほたて

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