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Google ドキュメントやiPhoneも活用 初心者向け「家計簿」の付け方


■長続きさせる秘訣は?

節約のためとはいえ、毎日の出費を細かく記録し続けるのはかなり根気がいる作業。始める前から「面倒くさそう…」とつい敬遠してしまいます。続けていくコツはどこにあるのでしょうか?


これが真の「超手抜きズボラ家計簿術」だ! | ライフハッカー[日本版]
超ズボラな自分が家計簿を半年続けられた5つのコツ
三日坊主にならない家計簿のつけ方 [家計簿・家計管理] All About
http://r.nanapi.jp/2029/

これらのエントリーでは、家計簿を継続するコツとして次のような点を挙げています。

  • 1円単位まで合わせなくてもいい。
  • 100円単位で大ざっぱに計算していい。
  • 家計簿は数日分まとめて付ければいい。
  • 記入する項目はできるだけ少なくまとめる。
  • 交通費などの変動が少ない費用は固定にする。
  • 自分のスタイルで付ける。

1円単位まで細かく記録するのは大変なので、計算は100円単位にするなど“大ざっぱ”に行います。またその日の分を毎日記録する必要はなく、3日に1回、1週間に1回といったペースでまとめて付ければOK。食費や交通費など記入する項目が多くなるほど手間が増えるので、CD・DVD・本代はあわせて趣味代とするなど、できるだけまとめます。交通費や光熱費、通信費などは毎回計算するのが大変なので、変動が少なければ固定にしてしまいましょう。最終的には、自分がいちばんやりやすい形で書くのが理想です。

■簡単家計簿でやりくり上手に!

先ほどのコツをふまえながら、早速家計簿を付けてみましょう。

<“ずぼらな人向け”家計簿の付け方>

ずぼらな人向けの家計簿入門 | nanapi [ナナピ]

レシートから記録する際、一般的な家計簿の項目である「支払手段」「支払金額」「支払日時」「支払内容(分類)」のうち、「支払手段」「支払日時」を無視して書くというのがこちら。2つの項目をなくすことで、現金やクレジットカードなど複数の支払い方法を利用した場合でも分けて考える必要がなく、1週間〜2週間に1回のペースで無理なく記入することができます。

<家計簿を使って上手にやりくりしよう>

Setuyaku Kakeibo

こちらのエントリーでは、手取り収入や自由に使える金額の計算方法、予算の立て方など、家計簿の記録とあわせて知っておきたい“毎月のやりくりの基本”がまとめられています。「支払い内容の分類が分からない」「現金を袋分けするのが面倒」など困った時の解決方法も参考になります。

■外出先からでもOKの“デジタル家計簿”

iPhoneアプリやGoogle ドキュメントを使えば、空いた時間にいつでも家計簿が付けられます。

<iPhoneで使える家計簿アプリ>

iPhoneで賢くお金の管理☆家計簿アプリセレクション10 | iPhone女史
はじめてのかけいぼ: これから家計簿を付けようとしている人におすすめ。3ステップで簡単入力が魅力。1816 | AppBank – iPhone, スマホのたのしみを見つけよう

収支によってキャラクターに変化が起こるRPG風アプリ、ほのぼのした雰囲気のイラスト入りアプリ、海外旅行にも便利な通貨サポート付きアプリなど、iPhone用の家計簿アプリにもたくさんの種類が。外出先で使える手軽さはもちろん、楽しく続けられそうなのがいいですね。

<Google ドキュメントは家計簿にも使える!>

携帯とGoogle Docsで、超簡単に支出管理 | ライフハッカー[日本版]
絶対誰でも続けられる家計簿管理術!! | ライフハッカー[日本版]
http://r.nanapi.jp/1027/
家計簿アプリの購入、ちょっと待った! Google Docsで理想の家計簿アプリを自作する | シゴタノ!

また、はてなブックマークでも特に人気なのが「Google ドキュメント」(Google Docs)のスプレッドシートを使った家計簿です。フォームに支払い内容や金額といった項目を作っておけば、PCや携帯からいつでも入力が可能に。携帯ならその場で送信できるので、レシートがもらえなかった時でも忘れず記録できます。

<無料で使えるオンライン家計簿>

http://money.cocokulu.jp/money/
無料の家計簿なら - うきうき家計簿 -

また、Web上に収支を記録する無料のオンライン家計簿もあります。必要な項目はあらかじめ用意されているので入力も簡単。日記やコミュニティ機能を使えば、他のユーザーと家計について情報交換したり分からないことを相談したりもできます。


収支の流れがはっきり分かるようになると、今までは気付かなかった出費の無駄も自然と見えてくるはず。自分にとって無理のない範囲で早速始めてみませんか?


Title Photo by yto

文: 飯塚朋子

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