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震災がもたらした被害の大きさとは――ブログを通じて知る被災地の様子


■ 看護師、プログラマー、大学生が伝える、被災地の状況

<医療の現場で触れた被災地>

被災地へ医療スタッフとして行ってきました。短い間でしたが貴重な体験となりました

こちらは、津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市に3月16日から3月23日まで派遣された、女性医療スタッフによるブログです。医療を通じて痛感した被災地の過酷な状況や、被災者との触れ合いについて記しています。

女性はいったん東京に戻っており、6月ごろに再度被災地を訪れるそうです。4月6日のエントリーには「被災地の方々はもう十分頑張ったので頑張らなくていいから元気でいてください。私たちが頑張りますから」というメッセージが書かれています。

<被災地の現状と、プログラミングの可能性>


喪われた街で考えた、プログラミングという武器 - shi3zの長文日記

独立系ソフト会社の社長を務めるshi3zさんは、親戚に物資を届ける際に目の当たりにした被災地の現状を写真を交えて記しています。がれきの山と化した街、つぶれた車、割れた道路など、あまりにも“非日常”過ぎる景色に、「涙よりもどんどん心が冷たく冷めていくのを感じた」と心境を語っています。

エントリーの最後では、自分の仕事であるプログラミングが生み出せる可能性について言及し、宮城県仙台市でプログラミングのイベントを行うと宣言しています。

<東北大学の学生が歩いた被災地>


震災三週間後の仙台東部 - どうにもならない日々

上記のエントリーでは、震災から3週間後の宮城県仙台市東部を歩いたという東北大学の学生が、写真とともにその様子をまとめています。ルートはJR仙石線小鶴新田駅から仙台港付近まで約8キロメートル。海に近づくにつれ被害のひどさが増しており、津波の恐ろしさを物語っています。

■有名人が見た被災地の様子

<布袋寅泰さんはボランティアに参加>


被災地へ。 - HOTEI official BLOG / 布袋寅泰 公式ブログ

一般人や芸能人、有名人など多くの人が実際に被災地へ足を運び、ボランティア活動を行っています。ミュージシャンの布袋寅泰さんもその一人。4月13日付のブログに、宮城県南三陸町へ行った時の様子や感じたことをまとめています。布袋さんは神社でがれきを片づけたり、避難所での物資の積み込みを手伝ったそう。布袋さんは被災地の人が温かく声をかけてくれたことに触れ、「激励に伺った自分が励ましていただいているような、なんとも胸が熱くなる時間だった」と語っています。

<知人を訪ねた深町秋生さんが見た仙台>


震災後の仙台を歩く - 深町秋生の序二段日記

作家の深町秋生さんは、震災から2週間後に訪ねた宮城県仙台市の様子をブログに掲載。仙台市在住の知人と見た、がれきが積み上がった道路や廃虚と化した店などの様子を記しています。被災地の現状を冷静に伝える文面に、はてなブックマークのコメント欄には「じわっとくる」「仙台住民よりも、よく現状を観察されています」などの声が寄せられています。

■ 匿名でつづられる“リアルな声”

最後に、匿名で現状を語っているエントリーを2つ紹介します。どちらのエントリーからも、匿名だからこそ浮き彫りになる“リアルさ”が感じられます。

<浪江町に住む2ちゃんねるユーザー>


原発から約10kmの「浪江町」に残る人物が2ちゃんねるに降臨 「起きたら鼻血で血まみれ」 | ニュース2ちゃんねる

福島第1原発事故で避難指示区域に指定された浪江町に、避難指示後も残っていたユーザーが2ちゃんねるでその様子を報告していました。2ちゃんねるのまとめブログに、そのユーザーによる4月3日までの書き込みがまとめられています。住民がいなくなり閑散とした街の様子を淡々と語る様子や、街の写真が衝撃的です。

<はてな匿名ダイアリーで注目されたエントリー>

頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。

はてな匿名ダイアリーに投稿された「頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。」には、2000を超えるブックマークが集まっています。家を流された福島の兄との電話のやりとりがまとめられているとともに、「頑張って」や「大丈夫だよ」などの応援メッセージに対する被災者の本心がつづられています。

文: タニグチナオミ

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