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「魔法少女まどか☆マギカ」ついに完結!人気の考察&感想エントリーをピックアップ



※以下の文中には、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の作品内容に触れる情報が含まれています※

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」公式サイト

■考察、感想、海外の反応――さまざまな視点から見るまどか☆マギカの世界

<小飼弾さんが説くまどか☆マギカの世界>

404 Blog Not Found:奇跡も、魔法も、あるんだよ - 作品評 - 魔法少女まどか☆マギカ

人気ブロガーの小飼弾さんは、“「魔法少女まどか☆マギカ」が示したのは、魔の真の姿であり、法の実の姿である”と指摘。「魔=よかれと願ってやっていることが、よからぬ方向にものごとをすすめるさま」「法=破ることすらかなわぬもの」という観点から、同作を評しています。エントリーの最後では「本作には奇跡も魔法もあった」とし、以下のような文章を記しています。

「悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのない世界」でも、報われることならあるし、報いる(respond)ことなら出来るのだ。さやかの純情もほむらの献身も。救われなかったけど確かに報われたのだ。

<少女だからできたこと、できなかったこと>

少女の限界の中での最高を目指して。「魔法少女まどか☆マギカ」11・12話 その1 - たまごまごごはん
希望を持った少女が向かうもうひとつの行き先。「魔法少女まどか☆マギカ」11・12話 その2 - たまごまごごはん

こちらのブログでは、2つのエントリーにわたって11話と12話の考察がまとめられています。ワルプルギスの夜の出現や、主人公の鹿目まどかが願いを決めた場面、ラストの描写など、印象的なシーンをピックアップし、“少女だからできたこと”と“少女だからできなかったこと”を推測しています。

<まどか☆マギカの残酷さ>

http://d.hatena.ne.jp/cirno6gwa/20110423/p1

上記のブログでは、完結したまどか☆マギカを「やっぱり夢も希望もなかった」とし、その残酷さについてまとめています。このエントリーを書いたcirno6gwaさんが考える残酷さとは、「鹿目まどかが行ったのはシステムの再構築でしかなかった」「それを14歳の普通の女の子がやるしかなかった」の2つ。ただし、決してバッドエンドというわけではなく、“そうなるしかなかったエンド”とも語っています。

<美樹さやかが担った“役割”>

2011-04-22

鹿目まどかの友達であり、苦悩の末、魔法少女から魔女になってしまった美樹さやかに焦点を当てているのが上記のエントリーです。この中では、美樹さやかを“叶えられない望み全ての代表”とし、その役割の重さを解説しています。

<リボンが象徴することをほかの作品と比較>

http://d.hatena.ne.jp/karimikarimi/20110422/1303447202

鹿目まどかが髪に着けているリボンを外し、暁美ほむらに渡す場面は、最終回の中でも特に印象深いシーンでした。このブログでは、リボンをほどく行為を「覚悟の象徴」、リボン自体を「絆の象徴」ととらえ、「魔法少女リリカルなのは」や「マリア様がみてる」など、ほかの作品と比較しています。

<海外の反応は?>

すらるど 『魔法少女まどか☆マギカ』第12話「わたしの、最高の友達」を見た海外の反応

まどか☆マギカは放送開始当初から、海外でも高い人気を誇っていました。最終回を見終わった各国のファンの感想を翻訳しているのがこちらのエントリーです。賞賛の声や独自の考察、結末に対する批判など、賛否両論が入り混じっています。

■ 終始大盛り上がり!話題になった2ちゃんねるのまとめブログ

<スレッドは大盛り上がり>

http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-1626.html

最終回の放送当日、2ちゃんねるではいくつもスレッドが立てられ、大盛り上がりとなりました。こちらのブログでは、そんな2ちゃんねるユーザーの反応がまとめられています。「恐るべき神アニメだった 涙が止まらない」「つか、どうしてここまで盛り上がったんだろうな 何もかも新しかったか」「きれいにまとまったんだから 続きはいらんよね」など、さまざまな感想が書き込まれています。

<意味深なラストシーンを解説>

http://himarin.net/archives/2997867.html

最終回では、エンドロール後に暁美ほむらが登場するシーンが注目を集めました。いったん物語が終わったと思われた後に描かれたこの意味深な場面について、以下のような考察を行ったユーザーがいます。

  • 荒廃した世界を独り歩く暁美ほむら=唯一の生き残り
  • 途中で聞こえたまどかの声=死の宣告
  • 黒い翼が画面全体に広がる描写=穢れが暁美ほむらを覆い尽くした
  • 歴代魔法少女集合の図と共に暁美ほむらが付けていた赤いリボンが落ちる=限界まで戦い切ったため消滅

この鋭い考察に対して、2ちゃんねるでは「この締め方以外考えられない」という声が寄せられています。

<エンドカードをAA化>

【まどか☆マギカ】11話、12話のエンドカードが職人の手によって早速AA化される 仕事早すぎパネェ・・・ 他|まとめいと

最後に、次回予告の背景として使用され、話題を集めていた“エンドカード”に関するエントリーを紹介します。2ちゃんねるでは、ブリキさんによる11話のイラストと、キャラクターデザインの原案を手掛けた蒼樹うめさんによる12話のイラストがアスキーアート化されています。まさに“職人技”なアスキーアートは、一見の価値ありです。


魔法少女まどか☆マギカ 6 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2011/09/21
  • メディア: Blu-ray
文: タニグチナオミ

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