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インプレスR&Dと大日本印刷、電子書籍を一元管理する「オープン本棚」を開発 9月にベータ版



インプレスR&Dと大日本印刷が 読者の電子書籍読書環境を一元化するための 「オープン本棚(仮称)」を開発 | インプレス R&D

「オープン本棚(仮称)」は、複数のサイトで購入した電子書籍を一元管理できるソフトウェアです。文書フォーマットやビューワが異なる電子書籍を管理できるほか、しおりやアンダーラインなど、ユーザーが指定した情報も統一して扱えます。購入した電子書籍を本の背表紙で一覧表示するため、外観イメージは本棚そのもの。「ジャンルや著者名で並び替える」「仕切り板を自由に追加・削除する」「背表紙をドラッグすると好きな場所に移動できる」といった機能が備わっています。

今回開発したのはAndroid OS用の試作版ですが、いずれiOSやWindowsなどにも対応していくとしています。

今後は「オープン本棚(仮称)」の仕様を無償で提供することで国内外の電子出版関係者へ連携を呼びかけ、オープンな電子書籍流通の環境整備を目指していくとのことです。「オープン本棚(仮称)」は、7月7日(木)~9日(土)に東京ビックサイトで開催される「東京国際ブックフェア・第15回[国際]電子出版EXPO」の大日本印刷ブースで展示されます。

文: タニグチナオミ

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