プレゼンや面接など人前で話すとき、「滑舌」が気になると必要以上に緊張してしまいますよね。滑舌が良い人の話し方には、どんな特徴があるのでしょうか?“滑舌改善”に役立つエントリーを集めてみました。
■ 滑舌が良い話し方とは?
“滑舌が悪い”といっても、実はさまざまなタイプがあります。まずは自分がどれに当てはまるのか考えてみましょう。
▽ Togetter - 「5分で滑舌が良くなる方法」
▽ 「滑舌」について考えてみた - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
一般的に“滑舌が悪い”と言われるのは、「声が小さすぎてそもそも聞こえない」「音が正しく発声されていない」「音が発声されていても、つながったりつぶれたりしている」といった話し方です。滑舌を良くするためには、まず自分がどのタイプなのかを把握することから始めましょう。声が小さいなら声量を上げる、音が正しく発声されていないなら口の開き方や舌の位置に気を付ける、音がつぶれてしまうなら一音一音をはっきり発音するなど、原因によって解決策が異なります。
■ 自分の滑舌をチェックしてみよう
では早速、具体的な改善方法を見ていきましょう。
<原因別に見る、滑舌改善法>
▽ 「明瞭な発音」を手に入れるためのボイストレーニング - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
▽ 「滑舌を良くする」ためのボイストレーニング - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
上記のエントリーは、「発音が不明瞭になってしまう場合」と「文章として読むと詰まってしまう場合」の2パターンについて改善方法を紹介しています。発音が不明瞭な場合、子音と母音のどちらに問題があるかによって、直すべきポイントが異なります。まとまった文章を読む際に詰まってしまう場合は、必要な力が入っていない、もしくは力みすぎているという原因が考えられます。
<あなたの苦手なポイントはどこ?>
「どこを直せばいいのかよく分からない……」という人には、上記エントリーの滑舌チェックがオススメです。「声の瞬発力」「呼吸のコントロール」「表情筋」など、滑舌良く話すために必要ないくつかの要素について、自分ができているかどうかをチェックできます。
<舌筋を鍛えるトレーニング>
▽ 舌筋を鍛える簡単なトレーニング方法 これで滑舌が良くなり歌にもプレゼンにも効果があります:永井千佳の音楽ブログ:オルタナティブ・ブログ
声楽のプロが教える“舌筋トレーニング”がこちら。舌が回りやすくなるトレーニングなので、滑舌の改善に効果があるそうです。やり方は次の通りです。
- 1.口を閉じる(トレーニングは口を閉じたまま行う)
- 2.舌を下唇と下歯茎の間に差し込む
- 3.舌の先に力を入れ、右端から左端にゆっくり移動する(メトロノームがあれば、目盛60で5拍かけて移動する)
- 4.左端まで移動したら、そのまま力をゆるめずに右端に戻る
- 5.以上の動きを3往復行う
- 6.3往復終わったら、そのまま舌を上唇と上歯茎の間に移動する
- 7.先ほどと同じ動きを3往復行う
<“声のプロ”が使う練習法>
▽ http://www.d7.dion.ne.jp/~hal9000/uirouuri.htm
▽ http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/2784/kisorenn.html
▽ Hassei
最後に紹介するのは、俳優やアナウンサー、声優など、“声のプロ”が行っているトレーニング方法です。定番の早口言葉や、滑舌の練習法として有名な「外郎売」のセリフなどがあります。さらにレベルアップを目指したい人は、ぜひチャレンジしてみてください。
何を直せばいいかいまいち分からないという人は、一度自分のしゃべっている声を録音して聞いてみるのがオススメです。まずは焦らず“正確に読むこと”を心がけたいですね。
Title Photo by brainblogger