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本好きが選ぶ新潮文庫160冊に注目 “中の人”が語る「あらすじ」の秘密も



スゴ本オフ@新潮文庫のお誘い(3/16開催): わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
本好きが選んだ新潮文庫の160冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」は、Dainさんが読んだ本やおすすめの本などを紹介しているブログです。「スゴ本オフ」は、本のジャンルやテーマを設定し、好きな本を持ち寄って語り合う場として、2010年から不定期に開催されています。今回は「マイベスト新潮文庫」と題して東京・恵比寿で行われました。

オフ会の模様は、同ブログの3月20日付のエントリー「本好きが選んだ新潮文庫の160冊」にまとめられています。Dainさんはオフ会に参加した新潮文庫の“中の人”から聞いた、新潮文庫の裏表紙にある「あらすじ」の話を紹介しています。あらすじは176字までと決まっていて、編集者が書くのだそうです。編集者の“熱量”と“力量”を知るには、あらすじにネタバレを回避しつつ情報を詰め込んでいるか、176字を使い切っているかに着目するといいとのことです。

レポートには、「この新潮文庫がスゴい!」をテーマに集まったタイトル160冊がリストアップされています。紹介されている本は、Dainさんが3月4日付のエントリーで紹介した「この新潮文庫がスゴい!(徹夜小説編)」や、人力検索はてなで募集したおすすめの新潮文庫も含むとのことです。文芸、ミステリー、ドキュメンタリー、エッセイなど、さまざまなジャンルの本が集まっています。
この新潮文庫がスゴい!(徹夜小説編): わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
「この新潮文庫がスゴい!」という、あなたのオススメを教えてく… - 人力検索はてな

Dainさんは最後に、新潮文庫の“イチオシ最新”として、2011年に発売されたグレゴリー・デイヴィッド・ロバーツさんの『シャンタラム』を取り上げています。全3巻からなるミステリー小説で、Dainさんは「鉄板の面白さなので、必ず三冊そろえてから読むこと(これより面白いのがあったら、逆に教えて欲しい、喜んで読むから)」と“絶賛”しています。
グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ、田口俊樹/訳 『シャンタラム〔上〕』 | 新潮社

シャンタラム(上) (新潮文庫)

シャンタラム(上) (新潮文庫)

文: あおきめぐみ

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