NTTドコモは3月31日(土)、第2世代通信サービス「mova(ムーバ)」の提供を終了します。Webサイトでは、サービス終了に伴う乗り換えキャンペーンを案内するほか、movaの歴史や機種を振り返るレポートを公開しています。
▽ http://www.nttdocomo.co.jp/mova_end/
▽ 報道発表資料 : 「movaサービス」および「DoPaサービス」などの終了のお知らせ | お知らせ | NTTドコモ
▽ 報道発表資料 : movaサービスの新規申込み受付終了 | お知らせ | NTTドコモ
movaは、NTTドコモが1993年3月から提供を開始した第2世代通信サービスです。加入者の減少を受け、2008年11月に新規申し込みの受け付けを終了していました。3月31日のサービス終了日以降、movaの契約は自動的に解約となります。
▽ 携帯電話の普及期を支えた「mova」サービス、19年の歴史に幕(PDF)
NTTドコモのWebサイトでは、19年間続いたmovaサービスの歴史を振り返るレポートが見られます。movaという名称は、「movable(移動できる)」から名付けられました。2003年8月のピーク時には、4440万8400の契約があったそうです。“movaの時代”に登場した「10円メール」「ショートメールサービス」などの各種サービスにも触れ、1999年2月に提供を開始した「iモード」については「『携帯電話』が話すケータイから使うケータイへと進化した」と紹介しています。
このほか、現在は基本機能となっているカラー液晶やカメラ、防水、GPSなどを初めて搭載した機種を取り上げています。カラー液晶を搭載したのは、1999年12月に発売したF502iが初だったとのこと。防水機能は2001年2月から販売したR691i(GEOFREE)が、カメラ機能は2002年6月に登場したSH251iが最初に搭載したそうです。
3月31日には、送受信したデータ量によって課金されるパケット方式の第2世代通信サービス「DoPa」も同時に終了します。