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ポスターのアイドルと“キス”できるデバイス「POCHUTER」 慶應SFCの学生がコンセプト開発



http://jp.diginfo.tv/v/12-0055-r-jp.php
Works | XD eXhibitions 2012 | Factory of X Design, Keio University SFC

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスXDプログラムの坂井研究室に所属する3人の学生が開発した「POCHUTER」は、モニター内の人物と擬似的にキスができるコンセプトデバイスです。女性の顔が映っているモニターに自分の顔を近づけると、画面の中の女性と“キス”ができます。


http://www.youtube.com/watch?v=d617T3hfh8c

モニターに顔を近づけると女性が“キス顔”になり、顔を離すと照れた表情に変化します。モニターの上部にある超音波センサーが頭と画面との距離を測定し、自動的に画像を切り替える仕組みです。

開発グループのメンバーによれば「部屋に貼っているアイドルのポスターが自分の動きに合わせて動いてくれたら、きっとインタラクティブで楽しいものになる」という思いからこのシステムを思いついたとのこと。現時点では視覚的な動きに限られているものの、体験した人からは「髪の毛からシャンプーの匂いがする」「唇にレモン味のフィルムを貼り、味覚でも楽しめるようにする」といった視覚以外でも楽しむためのアイデアが寄せられているそうです。

今後はiPad用アプリケーションを開発予定で、カメラを使った画像認識など新たな仕組みを検討しているとのことです。


http://www.youtube.com/watch?v=oBuOI_-m-fU

文: 飯塚朋子

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