Googleは7月3日(現地時間)、「Spring cleaning in summer(夏の大掃除)」と称し、「iGoogle」をはじめとする5つのサービスを終了すると発表しました。iGoogleについては、終了の理由やデータの移行方法をサポートページで説明しています。
▽ Official Google Blog: Spring cleaning in summer
▽ Google 検索 ヘルプ
Googleは、2011年秋から30以上のサービスを“大掃除”してきました。今回大掃除の対象になったサービスは、iGoogle、Google Mini、Google Talk Chatback、Google Video、Symbianの検索アプリの5つです。終了する各サービスの概要や終了時期、ユーザーデータの扱いなどは、公式ブログに記載されています。
なかでも、2005年にスタートしたiGoogleは、Google ニュースや天気予報などのガジェットを自由に配置できるサービスとして日本でも広く使われていました。Googleは終了の理由について「ChromeやAndroidなどのプラットフォームで動作する最近のアプリでは、iGoogleのようなサービスの必要性が徐々に失われてきた」と説明しています。
終了日は、パソコン版が2013年11月1日、モバイル版が2012年7月31日です。利用中のガジェットに保存されているデータは、GmailやGoogle カレンダーといったGoogleのサービスであれば今後も各サービスで利用できます。それ以外のガジェットのデータは、エクスポートが可能だそうです。
はてなブックマークのコメント欄には「えええええええええええええええええ googleで一番使ってる機能だったのに・・・」「ブラウザを開いた時に一目で天気予報、市場情報、ニュース等を確認できるからiGoogleを使ってるのにな。アプリは一目じゃ確認できない」「使う頻度が高かったため、かなりショック...」といった、iGoogleユーザーの声が多数寄せられています。