ゴミを放り投げると、ゴミ箱が自動的に追いかけてキャッチしてくれる――そんな近未来的なゴミ箱を開発・制作した動画が、はてなブックマークで注目を集めています。ゲームシステム「Kinect」のセンサーを利用して作られたもので、車輪付きのゴミ箱がゴミの落下地点まで移動し、ゴミを受け止めます。
▽ 勝手に入るゴミ箱作った - ニコニコ動画
▽ 勝手に入るゴミ箱作った Smart Trashbox - YouTube
ゴミ箱を開発したFRPさんは7月19日（木）、「勝手に入るゴミ箱作った」とのタイトルでニコニコ動画とYouTubeに動画を投稿しました。動画はタブレット菓子「フリスク」のCMをモチーフにしたシーンから始まり、FRPさんがゴミ箱の設計や制作をする過程、実際にゴミを放り投げる様子などを収録しています。
「勝手に入るゴミ箱」は、底を開けたゴミ箱に、3つの車輪が付いた台車を組み合わせています。FRPさんは台車の設計や部品の加工、電子回路の制作などほぼすべての作業を1人でこなしました。完成後の動作確認で、丸めた紙やボール、空き缶、ぬいぐるみを放り投げると、ゴミ箱は自動的に落下地点まで移動し、見事にキャッチしています。命中精度は、FRPさんによると「実はまだまだ」だそうです。
はてなブックマークのコメント欄には「これ商品化されたらバカ売れするんじゃないかw」「ゴミ箱も進化できるとは」「すごいとかいうレベルじゃねーｗ革命だろこれｗ」などの感想や、制作したFRPさんに対する「なんという一人技術立国」「CADで設計から工作、そしてプログラム制御まで全て自分で制作、当然センスみなぎるビデオ編集も自分で制作、いったい何者だ！」といった賞賛の声が集まっていました。ニコニコ動画に投稿された動画の再生数は7月20日（金）午後4時現在、約17万回を記録しています。
