JR門司港駅(JR九州・鹿児島本線)の保存修理工事が、2012年9月から2018年3月まで行われる予定です。建設後約100年が経過し傷みや汚れが激しくなってきた駅舎を恒久的に保存・活用するための工事で、期間中は駅舎が覆い隠されます。工事開始を前に、「門司港駅まつり」が9月16日(日)、17日(月・祝)に開催されます。
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門司港駅は、1914年2月(大正3年)に門司駅として開業しました。木造2階建ての駅舎はネオ・ルネサンス様式の建築物で、左右対称の造りが特徴です。1988年12月には、鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定されました。
工事計画によると、駅舎は骨組みを残して解体され、傷んだ部材の修理と補強をした後に再び組み立てられる予定です。また、工事期間中は建物を保護する素屋根で完全に覆い隠され、駅舎を見ることができなくなります。
工事を前に、駅舎を“記憶”するための企画として「門司港駅まつり」や門司港駅写真コンテスト、工事を記念した切符の販売などのイベントが行われます。門司港駅まつりの開催日は9月16日(日)、17日(月・祝)です。内容は、9月30日(日)まで募集している門司港駅写真コンテストのための撮影会、門司港発祥の「バナナの叩き売り」などが予定されています。
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