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「フィンランドのくらしとデザイン」展、最終会場の兵庫県立美術館で開催 3/10まで



http://www.finland-design.com/
兵庫県立美術館-「芸術の館」 フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活

「フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活」は、2012年4月7日に青森県立美術館で開幕した展覧会です。その後、宇都宮、静岡、長崎を経て、1月10日からは最終会場の兵庫県立美術館で開催されています。

展覧会では、フィンランドのデザインの系譜を、3つの章に分けて紹介します。第1章で焦点を当てるのは、「フィンランド・デザインの黎明」です。19世紀末から20世紀前半までのナショナル・ロマンティシズムの動向を紹介、モダン・デザインへとつながる作家たちの創造性やライフスタイルを展観します。

第2章で扱うのは、「フィンランド・デザインの黄金時代」です。アルヴァ・アアルトがデザインした家具、カイ・フランクの陶器やガラス器、ファッションブランド「マリメッコ」のファブリックなどを展示。フィンランド・デザインの礎を築いたデザインを紹介します。

第3章では、「フィンランド・デザインの《今》が示すこと」として、公共交通デザインやエコ住宅など、2000年代の取り組みを展示。最新のデザインを通じて、フィンランドのデザイン理念と国際社会に向けた提案を紹介します。

開館時間は午前10時から午後6時まで(金曜日・土曜日は午後8時まで)です。2月11日を除く月曜日、1月15日(火)、2月12日(火)は休館日です。

文: 青山祐太郎

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