建築家・安藤忠雄さんの活動と直島の歴史を伝える美術館「ANDO MUSEUM」が、3月12日(火)にオープンします。香川県・直島の集落にある民家を改装した、“建物自体も作品”のミュージアムです。
▽ ANDO MUSEUM | アート | ベネッセアートサイト直島
▽ 安藤忠雄氏の新しいプロジェクトが始まります。(PDF)
「ANDO MUSEUM」は、これまで安藤さんが手掛けてきた建築の要素を集約した美術館です。館内には、安藤さんの活動や直島の歴史を写真、スケッチ、模型などで展示。築100年以上の木造民家の外観を残しつつ、中は新しいコンクリートの空間が広がる二重構造に仕上げています。
安藤さんはこれまでに、美術館とホテルの複合施設「ベネッセハウス」や地中美術館、李禹煥美術館など、直島にあるさまざまな美術施設を設計しています。新しく公開されるANDO MUSEUMは、同じく安藤さんが手掛けた「南寺」の近くに位置します。
休館日は月曜日で、開館時間は午前10時から午後4時30分(最終入館は午後4時)。入館料は500円です。3月20日からスタートする「瀬戸内国際芸術祭2013」のパスポートを提示すると、1枚につき1回入館できます。