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村上春樹の新刊「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、発売日に書評やレビュー続々



※以下の文や紹介するエントリーには、小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の作品内容・結末に触れる情報が含まれています※

■ 初期3作と似通う“書き出し”

http://www.asahi.com/culture/update/0412/TKY201304120008.html(記事をすべて読むには無料の会員登録が必要)

朝日新聞デジタルは、発売日当日の4月12日午前7時46分に“超速レビュー”を公開しました。「色彩を持たない~」を、「自らの人生をつかみ直そうとする男の物語」と紹介。書き出しについて、村上さんの初期作品「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」と“似たような匂いがする”と表現しています。

ストーリーについては「前作のように殺し屋や教祖といった強烈な個性の持ち主は登場しない。だが、自ら過去の傷を直視し、人生を取り戻そうとする多崎つくるにこそ、私は共感する」と評しています。

■ 「色彩を持たない~」はこれまでの作品と響き合う

最速レビュー。村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』に驚いた - エキレビ!(1/2)

ポータルサイト「エキサイト」のレビューコーナーでは、ゲームデザイナーの米光一成さんが「色彩を持たない~」を“村上春樹初のミステリー小説”と紹介。今までの村上さんの作品と“強く響き合う”として、デビュー作と「色彩を持たない~」の間に他の作品があるように読めると述べています。読み終わった感想を、「夢中になって、いっきに読み終わった」「これほど明瞭で現実的な謎が提示される村上春樹作品は、初めて」とまとめています。

■ Amazonのレビューは賛否両論

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

Amazon.co.jpの商品ページにもレビューが集まっています。高評価のレビューには、「買って損はない」「独特の世界観、さすがです」「久しぶりに村上春樹を読んだ、と言う感じがしました」などの感想が書かれています。一方低評価のレビューには「読後感は微妙というかリアリティが希薄」「村上春樹はストーリーテラーであって作家ではない」といった声が寄せられています。


村上さんは文藝春秋の特設サイトで、「色彩を持たない~」について「『1Q84』がいわばジェットコースター的な物語だったので、それとは少し違うものを書いてみたいという気持ちがありました」とコメントしています。

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹書き下ろし長篇小説|特設サイト|本の話WEB

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

文: タニグチナオミ

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