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「フミコの告白」の石田祐康監督が劇場デビュー 「陽なたのアオシグレ」今秋から順次公開



石田さんは京都精華大学マンガ学部在学中の2009年11月に、YouTubeなどの動画サイトで自主制作アニメ「フミコの告白」を発表。そのクオリティの高さから、ネットユーザーはもちろん、細田守監督など多くのアニメ関係者に絶賛されました。2011年には、卒業制作として手掛けた短編アニメ「rain town」を公開。2010年2011年の文化庁メディア芸術祭では、これら2作品で連続受賞を果たしています。

「陽なたのアオシグレ」公式サイト

石田さんにとって初の劇場公開作品となる「陽なたのアオシグレ」は、内気な主人公の少年「ヒナタ」が、転校が決まっている片思いの相手「シグレ」に思いを伝えるため走り出すというストーリーです。ヒナタの声は、本作で声優デビューを果たす伊波杏樹さんが担当。シグレの声は、テレビアニメ「バクマン。」などでおなじみの声優・早見沙織さんが務めます。YouTubeで公開されている予告編では、「フミコの告白」を彷彿(ほうふつ)とさせる疾走感のある映像が見られます。


http://www.youtube.com/watch?v=o-bhtuM8a6s

10月13日の1日限定上映会のチケットは、インターネット予約・窓口販売分共に完売したとのこと。当日は、アニメーション作家・なかむらたかしさんが監督を務める短編アニメ「寫眞館(しゃしんかん)」との同時上映が予定されています。
「寫眞館(しゃしんかん)」公式サイト

文: 飯塚朋子

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