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第17回文化庁メディア芸術祭、受賞作を発表 マンガ部門大賞は「ジョジョリオン」



文化庁メディア芸術祭総合ウェブサイト

「文化庁メディア芸術祭」は、1997年にスタートしたアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で、優秀な作品を選ぶ総合フェスティバルです。2013年の応募作品は、4,347作品と過去最多。審査の結果、それぞれの部門で大賞1作、優秀賞4作、新人賞3作を選出しました。加えて、メディア芸術分野に貢献した4人に功労賞を贈っています。

アート部門の大賞は、ドイツのカールステン・ニコライさんが製作したメディアインスタレーション「crt mgn」です。エンターテインメント部門の大賞は、本田技研工業のカーナビゲーションシステム「インターナビ」のPRプロジェクト「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」。製作者には、電通のクリエーティブ・テクノロジストである菅野薫さん、プログラマーの真鍋大度さんら8人が名を連ねています。

アニメーション部門の大賞は、ベルギーのユンさんと、フランスのローラン・ボアローさんが製作した「はちみつ色のユン」。マンガ部門は「ジョジョリオン」が大賞を受賞したほか、優秀賞に雲田はるこさんの「昭和元禄落語心中」、石黒正数さんの「それでも町は廻っている」、望月ミネタロウさんの「ちいさこべえ」(原作は故・山本周五郎)、九井諒子さんの「ひきだしにテラリウム」が選ばれました。

各部門の受賞作および功労賞の受賞者は以下の通りです。

アート部門

  • 大賞
    • crt mgn(メディアインスタレーション)

エンターテインメント部門

アニメーション部門

マンガ部門

功労賞

  • 阿部修也さん(エンジニア/アーティスト)
  • 柏原満さん(音響効果)
  • 中村公彦さん(コミティア実行委員会代表)
  • 松本俊夫さん(映画監督/映像作家/映画理論家)

受賞作品は、2014年2月5日(水)から2月16日(日)まで開催される「第17回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」で展示されます。メイン会場は東京・六本木の国立新美術館で、入場は無料です。

「第17回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」

  • 会期:2014年2月5日(水)~2月16日(日)
  • 入場料:無料
  • メイン会場:国立新美術館
  • 開館時間:午前10時~午後6時(金曜は午後8時まで)※入館は閉館30分前まで
  • 休館日:2月12日(水)
  • サテライト会場:東京ミッドタウン、シネマート六本木、スーパー・デラックス

http://j-mediaarts.jp/information?locale=ja(開催概要)

文: タニグチナオミ

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