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ツイート数に合わせて本田選手が“伸び縮み” 朝日新聞、W杯のTwitter分析でユニークな表示方法



日本―コートジボワール|日本戦ツイート分析|2014ワールドカップ(ブラジル大会):朝日新聞デジタル

朝日新聞デジタルの「日本戦ツイート分析」では、選手名や監督名が含まれているツイートを集め、その中に多く出てくる言葉を分析・抽出しています。試合の流れは、ゴールや選手交代などの出来事とともに時系列で表示。Twitterではどの選手や監督に対する言及が多かったのかを、選手たちの画像の“伸縮具合”で知ることができます。画像をクリックすると、詳しいツイート数などが表示されます。

試合開始直後の様子。Twitterで一番言及されていたのは、大迫勇也選手だった。その隣に表示されているコートジボワール代表のヤヤ・トゥーレ選手にも注目が集まっているのが分かる

選手をクリックすると、ツイートを分析した詳細な結果が表示される。大迫選手の場合、試合開始直後は「1トップ」などの言葉とともにツイートされていたようだ。「半端」というのは「大迫半端ないって」という“名言”の一部だろうか

同試合でツイートの最大値を記録したのは、本田圭佑選手が先制のゴールを決めた直後の前半17分。本田選手の画像はぐんと大きく伸び、画面からはみ出て見えなくなってしまいました。それほど多くのTwitterユーザーが言及していたようです。

ゴール直後の言及数の様子。本田選手の姿が見えないのは、画面に収まりきらなくなるほど大きくなってしまったから。ザッケローニ監督の画像も大きく伸びているのが分かる

はてなブックマークのコメント欄には「人生で初めてひょっとしてサッカーって楽しいのでは?と思った」「面白すぎて手を叩いて喜んでる」「ドログバが巨大になりすぎるw」などの感想が集まっています。

円グラフで表示している「ポジ・ネガ分析」では、活躍を評価しているツイートを「ポジティブ」、プレー批判や交代を要求するようなツイートを「ネガティブ」、選手交代を紹介するなど評価に言及しないツイートを「ニュートラル」と分類。このポジ・ネガ分析に注目し、はてなブックマークのコメント欄に「逆転された後もポジティブなツイートが多いのが興味深い」「意外とずっとポジティブが多いんですね。自分の場合、後半はアカンアカンと独り言を連発してましたが」と投稿する人もいました。

これらのデータは、NTTデータの協力で収集されました。ツイート件数や関連語などは、東北大学大学院の乾・岡崎研究室の支援を受けて分析しています。

文: あおきめぐみ

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