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幕末・明治の歴史が学べるサイト、国立国会図書館が公開 「日米和親条約」など貴重な文書も



中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典

「中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典」は、史料編と人物編、テーマ解説などで構成されています。史料編では、「日米和親条約」や「大日本帝国憲法」といった5つの文書を公開。史料の背景や読み方などもまとめられています。

人物編では、幕末や明治維新などで活躍した26人を紹介。それぞれの肖像画やエピソード、関連図書などをまとめています。あわせて、近藤勇や勝海舟などを「旧幕府側」、大久保利通や伊藤博文などを「新政府側」に分け、当時の派閥を視覚的に分かりやすく説明しています。

「ペリー来航」や「大政奉還」「戊辰戦争」など、14項目を取り上げているのがテーマ解説のページ。テーマに関連した画像や史料、説明文を公開しています。ほか「年表」や「錦絵ギャラリー」「筆跡当てクイズ」といったコンテンツが用意されています。

国立国会図書館では、所蔵する資料に解説を加えてWebサイトで紹介する「電子展示会」に取り組んでいます。「中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典」のほかに、「錦絵でたのしむ江戸の名所」「日本の子どもの文学―国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」などを公開しています。

電子展示会 | 国立国会図書館-National Diet Library

文: タニグチナオミ

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