この夏の思い出を“デスクライト型”のスキャナで手軽に保存してみませんか? PFUが5月に発売した「SnapLite」を使って、夏の風景を捉えた写真や版画などをデータ化してみました。傾きなども自動的に補正され、手軽に次々と取り込むことができます。
■ スキャナとしても活用できるデスクライト「SnapLite」
▽ SnapLite - iPhoneを高性能スキャナにする、かしこい照明。
SnapLiteは、iPhoneをセットするとスキャナのように写真やノートを撮影できるデスクライトです。傾きは自動的に補正されるほか、複数のレシートなどを一度に撮影してもカメラロールに1枚ずつ保存されます。対応機種はiPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5c。価格は12,800円(税込)です。
無料の専用アプリをインストールして立ち上げると、Bluetoothで本体と自動的に接続され、撮影モードに移行します。
本体はとても軽く、シンプルな作りです。同梱されているケーブルをコンセントにつなげると、すぐにデスクライトとして使用できます。専用アプリをインストールしたiPhone 5cをセットしました。本体の箱にも説明書は入っていましたが、アプリでも使用方法を確認できます。手順をチェックしたら、用意した写真やノートを早速取り込んでいきます。■ 写真
写真は、フィルム一眼レフカメラで撮影した3枚を選びました。撮影モードになると、SnapLiteを置いたテーブルの上に赤いレーザーガイドが表示されます。赤い線の内側に写真が収まるよう位置を調整していきます。まっすぐにそろえて並べるより、それぞれの写真を少しずらしておくと判別しやすいようです。位置を調整したら、本体下部で点灯しているリスのマークをタッチして撮影します。画像はJPEG形式で保存されます。はじめは撮影と同時にデスクライトがフラッシュのように光る設定にしていましたが、保存された画像は実際よりも少し明るく見えたので、設定をオフにしました。色合いは実際の写真とほぼ同じになり、形もきれいにトリミングされました。実際にスキャナで取り込むより少しぼやけてしまったものの、ひとまずデータとしてiPhoneに保存しておきたいときなどにぴったりです。
■ 版画
続いて、夏らしい風景を描いた版画を取り込んでみます。写真のときと同じように、赤いレーザーガイドの内側に入るよう位置を調整します。今回は3枚の版画を1枚ずつ撮影しました。祇園祭の鉾に飾られているちょうちんの色や、鉛筆で書かれた文字などもきれいに保存できました。
■ ノート
最後に取り込むのは、デザイナースタッフがノートに描いたイラスト。同じ手順で撮影すると、これまでの中で一番きれいに保存することができました。ノートに書いたメモをデータで保存したい場合や、手描きのイラストをTwitterで共有したいときなどに活用したくなります。友だちに借りたノートの内容を書き写す際にも便利に使えそうです。
自分のために保存するだけでなく、夏休みや旅行の思い出をデータにして、遠くにいる友人や家族に共有するといった使い方も楽しめます。料理の腕を磨きたいと考えている人は毎日の献立を、手書きの日記をTwitterにも投稿したいという人は日記帳を取り込んでみるのもいいでしょう。さまざまな活用方法で、夏の思い出を残してみてください。
PFU SnapLite スナップライト [調光5段階・調色2色 450lm]PD-SL01
- メディア: オフィス用品