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ブログを読んでから観に行く映画「寄生獣」 -【はてなの風景8】



『寄生獣』見てきた。オマエに監督をされて残念、という気分 - 超時空超巨大小学6年生

ブログ「超時空超巨大小学6年生」の九六さんの記事が、はてなブックマーク数を大きく伸ばしていました。「ともかく観ているこっちとしては不安に思うことばかりで映画は進んでいく」とありますが、原作への思い入れが強いからこそで、読んでいるこちらまでハラハラしました。ここで指摘されているのは、「母性」というテーマをめぐる原作からの改変です。寄生獣に乗っ取られた母親と主人公が殺し合う状況で、母親に母性は残っているのか、否か。

http://rp-mc55.hatenadiary.jp/entry/2014/12/02/193713

ブログ「でも、やるんだよ」のべちかんさんも「最も残念だった点」として論じていました。「戦いの最中母の顔を見て隙ができた新一に対してパラサイトが攻撃しようとするも、母のボディがパラサイトの意志に反して勝手に動き、その攻撃は大きく外れます」とのこと。ネタバレ以外の何物でもないのですが、こうして映画を観る前に観るべきポイントが共有されることで、逆に観たくなりました。たしかに劇場版って、やたら感動させようとしてくるんですよね。かすかに残った母性が、動かないはずの体を動かしたとでもいうんでしょうか。

映画 寄生獣の感想書いとく - メモ書き

「問題になってる母信子の右手がシンイチを救うというシーンと母性の継承うんぬんの話だけど、」と、完全に論点を絞って報告してくれた記事がこちらです。どうだったかというと、「もちろん、製作者の意図としては母親が息子をかばったというニュアンスを出したいんだろうけど実際のところは露わにそういう描写をしているわけでなく単に右手が暴走したという可能性も残してる」そうです。みんなここを気にしているのがおもしろいですね。筆者も確認しに行きます。本作の「完結編」は2015年4月公開予定です。

Title Photo by David Bleasdale

文: 新野漸

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