東京都教育委員会が公立の小中高校生を対象に行った調査で、中高生の5~6割が自分を好意的にとらえていなかったことを受けて、今年の4月から試験的に、小学生に「自尊心」の重要性を教える教育を導入しようとしているニュースが話題になりました。これを受けて、はてなブックマークやブログなどで議論が巻き起こりつつあります。
このニュースに対し、「趣味のWebデザイン」では、子どもに自信を与えるためには、子どもの成長が素直に評価される場が重要であるとしています。また元のニュース記事へのブックマークコメントでも、多くの人が「自尊心」の重要性を認めながらも、具体的に「自尊心」をどう教育するのか、また、そもそも出来るのかなどについて疑問の声を上げています。一体、「自尊心」を持つことを教わることは可能なのでしょうか。
何かを学んでいる時は、ついつい自分の欠点ばかりが目につきがちなもの。上記エントリーでも述べられているように、外から自分の成長を客観的に評価してもらい、ありのままの自分を見られるようになることが、自分を好きになるための第一歩なのかもしれません。