「仕事や勉強のために本を読みたい」「素早くたくさんの本を読みたい」という時に学びたいのが「速読」のテクニック。はてなブックマークでも関心が高い「速読」関連エントリーですが、ただ「速く読む」というだけでは実際に役に立ちません。そこで今回は、「速く読むテクニック」に加え、「読んだ内容を理解して、実際に生かす」ために役立つエントリーをご紹介します。
テクニックを学ぶ前に!重要なのは「読んだ内容を理解して、何らかの成果を出すこと」
「速読」というと、「速く読むテクニック」の部分が注目されがちですが、同時に重要なのは「読んだ内容を理解する」ということです。
速読をする際の「理解力」に注目したこちらのエントリーでは、「本に書かれた情報の中に、自分の体験情報と結びつく情報があるほど理解がしやすくなる」と紹介しています。理解力を高めるには、「自分の体験情報と読書をリンクさせる」ことが重要なようです。
こちらでは、上記エントリーで紹介されている「自分の体験情報と読書をリンクさせる」プロセスについて、筆者の体験談も交えながら書かれています。
速読のテクニック
速読に必要なのは「理解力」と「速く読むテクニック」の両方だということが分かりました。続いては「速く読むテクニック」を見ていきましょう。
- 「声にならない音読」を押さえる方法
文章を目で追いながらついやってしまう「声にならない音読」を防止する方法です。内容とは関係ない音をあえて唱える方法などがあります。
- 「読み返し」「きちんと読みすぎる」のも速読の妨げに
英文の速読についてのエントリーですが、日本語の文章にも応用できる内容です。「声にならない音読」以外にも、「分からないことがあるからと前のページに戻ってしまう」「理解したのにも関わらずもう1度読んでしまう」といったことも速読の妨げになるようです。
- 速読術を学ぶ暇もない!という人に、とにかく速く読み切る方法
こちらはいわゆる「速読術」とはちょっと違う、とにかくすぐに読んでしまいたい人向けの方法です。「事前にある程度内容を調べておく」「時間を区切る」といった方法が有効なようです。
読み終わったら、学んだことを実際に活用しよう
速読した内容を理解したら、学んだことを実際の業務や生活の中で生かしていきましょう。こちらでは、学んだ内容を文章としてアウトプットする際に役立つエントリーをご紹介します。
- 本から得た情報は、忘れないうちに書き留めておこう
以前はてなブックマークニュースでご紹介した「効率アップに役立つメモ術」についてのコラムです。
- Web上で「読まれる」文章を書くコツ
ブログで文章を書く際のコツや、更新を続けていくコツ、ブログを書く際の心構えなどを見ることができます。
いい本に出会うと、つい他の人にもすすめたくなりますよね。こちらは、「読みたくなる書評の書き方」を紹介するエントリーです。
以上、「速読」に役立つエントリーをご紹介しました。もうすぐ読書の秋。これらのエントリーを参考に、ぜひ自分に合った速読の方法を見つけて下さい。
Title Photo by Bastetia
- 作者:ポール・R・シーリィ
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2001/09/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)