2月9日、「マヒナートランキラヰザー」というブログで、とあるレポートが公開されました。「ひらがな4文字タイトル漫画、その傾向と対策」と題されたそのエントリーでは、2007年6月以降に発売されたマンガで、ひらがな4文字のものだけをピックアップ。その結果、なんと287ものマンガが「ひらがな4文字」のタイトルで発売されていたことが明らかになりました。
▽ひらがな4文字タイトル漫画、その傾向と対策 - マヒナートランキラヰザー
2006年にも同様のリサーチを行ったこちらのブログ。年代別によるタイトルの推移や、出版社別のタイトル類型がグラフ化されていたり、独自の考察を記していたりと、充実度の高い内容となっています。
集計のルールは以下の通り。
- 表記上のかな4文字がタイトルの漫画とする。カナ、記号を含んではいけない。
- 少なくとも単行本1巻以上が出版されている
- 単一作家による著書であること。アンソロジーはアウト。
集計の結果、今回は前回より112タイトルも増加したことが判明。中でも2009年は上記に上期28タイトル、下期に26タイトルと、マンガ界における“タイトルはひらがな4文字”ブームが勃発した年と推測できます。2010年もすでに10作品がひらがな4文字のタイトルを冠しています。
また『ひまわり』は、上野愛さん、市川ジュンさん、石原理さん、檜山大輔さんと4人の別作者の作品でつけられており、かなり人気のあるタイトルといえるようです。
話のネタにもぴったりなこちらの調査、ぜひ、次回も実施してほしいですね。