ちょっと気温が高くなると、どこからともなく大量発生する「コバエ」。他の害虫に比べると小さくて数も多いので、捕まえるのも一苦労ですよね。今回は発生を防ぐポイントから身近な材料でできるコバエ取り器の作り方まで、「コバエ対策」に役立つエントリーを集めました。
■“コバエ”って何?
最近ではスーパーでもコバエ対策のグッズをたくさん見かけますが、そもそもコバエとはどんな虫なのでしょうか?
▽今の時期、台所に発生する厄介者コバエって!? (Excite Bit コネタ) | エキサイトニュース
こちらのエントリーによれば、コバエというのは正式な名前ではなく、「ショウジョウバエ、ノミバエ、ハヤトビバエといった小さなハエの総称」とのこと。中でも家で発生するのは、主に「ショウジョウバエ」と呼ばれる種類。最近では外から大きなハエが家の中に入り込んでくることは少なくなったため、それよりも家の中で発生するコバエへの駆除意識が高まっていると考えられます。
■コバエ取り器は自作もできる?今すぐできるコバエ対策いろいろ
台所やリビングなどでは、できるだけ殺虫剤は使いたくないですよね。続いては飛び回るコバエをできるだけ安全に退治する方法をご紹介します。
<コバエの発生を防ごう>
▽コバエ撃退法2007 退治・駆除方法のアイディア BlackStrawberry OTHER2007年5
まずは発生するのを防ぐため、ゴミは放置せずこまめに捨てるようにしましょう。ゴミを置いておく場合は、ハエは寒さに弱いので、できるだけ涼しい所に置くようにします。そして発生してしまったコバエは、市販の対策グッズや自作のコバエ取り器などで駆除を。コバエはいつのまにか大量に発生していることがほとんどなので、見つける度に殺虫剤で駆除するより、コバエが好む匂いでおびき寄せるタイプの対策グッズのほうが効果的です。
<“コバエがホイホイ”が気になる>
▽ハエ・蚊用 | 虫ケア用品(殺虫剤・防虫剤) | アース製薬 製品情報
▽コバエがホイホイ【アース製薬】 : 買ってよかったものまとめサイト
市販の対策グッズの中でも、置くだけで大量発生したコバエをどんどん捕まえてくれると評判なのがこちらの「コバエがホイホイ」。誘引剤の入ったゼリーでコバエをおびき寄せてキャッチする仕組みですが、キャップの赤い色や先が尖った形も、コバエが好むポイントを研究した結果生まれたものだそう。台所などで大量発生したコバエに困った際は、試してみてはいかがでしょうか?
<コバエがホイホイとハエとり棒を一緒に置くとどうなる?>
▽http://news.ameba.jp/2007/09/6843.php
また先ほどのコバエがホイホイと、同じく市販の「ハエとり棒」を並べて設置して、その効果を比較しているエントリーがこちら。結果は17日間で6匹捕まったコバエがホイホイに比べ、1015匹捕まったハエとり棒が圧勝していますが、実はこれはコバエがホイホイの誘引剤に引き寄せられて飛んできたコバエが、ハエとり棒にくっ付いた結果と考えられるそう。中におびき寄せるタイプのコバエがホイホイに対し、ハエとり棒は飛んでいるコバエを捕まえるのに優れているため、併用することでさらなる効果が生まれるかもしれませんね。
<ペットボトルでコバエ取り器をDIY>
▽mloge - 簡単手軽で効果抜群! ペットボトルでつくるコバエ捕り器
▽ペットボトルでコバエホイホイをDIY | ライフハッカー[日本版]
一方こちらは、ペットボトルを使った「コバエ取り器」の作り方。コバエが入りこめる隙間を空けたペットボトルに果物の汁やビールなどのエサを入れ、発生する場所に設置するだけで簡単に作ることができます。
<手軽に試せる“めんつゆトラップ”>
▽http://mykaji.kao.com/11460/
もっと簡単に駆除したいなら、こちらの「めんつゆトラップ」はいかがでしょうか?作り方は容器に1cmほど水を張り、適量のめんつゆと台所洗剤を数滴混ぜ合わせるだけ。洗剤を入れることで中に入ったコバエが引っ張られるように底まで沈み、逃さず捕らえることができます。
自作のコバエ取り器も、家にある物やいらない物を再利用して作れるのがいいですね。効果がなかなか現れない場合は、設置場所や中のエサを変えるなどして試してみて下さい。
また同じくこの時期に気を付けたい「ゴキブリ」対策については、こちらの記事もあわせてご覧下さい。
▽まずは出ない工夫をしよう!今からやっておきたい「ゴキブリ」対策 - はてなニュース