7月1日に山開きを迎える富士山を皮切りに、梅雨が終わり天候が回復すると本格的な夏山シーズンに突入します。最近では、本格的なハイカーのほか、運動のためやダイエット、リフレッシュのために山に登る登山者も多いようです。今日はそんな“ビギナーハイカー”の方に参考にして欲しい、お役立ちエントリーを紹介します。
■ビギナーのための登山入門
初めて山に登るとなると、山の選び方やコース計画、歩き方、食事など、不安がつきもの。経験豊富なハイカーから知識を得るのが一番ですが、この際、自分で学んでみるのはいかがでしょう?
そんな時役に立つのが、初心者向けの登山情報をまとめたこちらのサイト。山に関する疑問や不安を、わかりやすく解説しており、とても参考になります。特に下のエントリーでは、気候や標高、山登りのスタイル別に特徴やコツを紹介しており、理解度の深い内容となっています。
■靴は?雨具は?登山に必要なアイテムたち
ゆるやかなハイキングコースを整備した山だからといって、油断してはいけません。山間部は気候が変わりやすく、足場も悪いところもたくさんあります。イザという時に困らないよう、必要最低限のアイテムは揃えておきましょう。
こちらのサイトでは、登山に必要なアイテムと、選ぶポイントなどがまとめられています。例えば、セレクトが一番難しいとされている登山靴。
- 靴下を持参
- ハイカットのほうがベター
- 素材
- 重さ
- 靴を買う時間
- 試し履きのポイント
- 靴ひもはきちんと結ぶ
- 甲の高さ
- つま先
- お手入れ方法を聞いておく
- 通気性
- 価格
上記のようなポイントが紹介されており、ビギナーに優しい内容となっています。シャツやズボンといった基本のウェア、雨具、テントなど、服装だけでなくアイテムにも言及しているのがうれしい限り。
■登山データベースを活用!
登山家で作家の深田久弥さんが著した、随筆『日本百名山』を元に、全国の名山データが掲載されています。標高や難易度、体力度のほか、「日帰り」や「1泊2日」といった参考日程もあり、とても重宝しそう。
たとえば、北アルプスに位置する「槍ヶ岳」。
山の基本情報のほか、交通アクセス、山小屋、登山時期などの情報も掲載されています。登山の際は、ぜひ参考にしてみて下さい。
■一度は挑戦したい富士登山
標高3,776m、日本最高峰の山として多くのハイカーが訪れる富士山。「一度は登ってみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
こちらのサイトによると、富士登山に最も適しているのは、7、8月。それ以外の時期は初心者には危険なようです。
主な登山ルートは以下の4つ。
- 富士宮ルート…富士宮口新五合目(標高2400m)から登る
- 須走ルート…須走口新五合目(標高2000m)から登る
- 御殿場ルート…御殿場口新五合目(標高1400m)から登る
- 吉田ルート…河口湖口五合目(富士スバルライン終点・標高2305m)から登る
登山者が多いシーズンには、マイカー規制が行われるので、公共交通機関やバスツアーを利用して訪れるようにしましょう。
また、登山道が整備されているとはいえ、気温の低下や高山病、悪天候など、登山が困難な場合もあります。決して無理はしないようにしましょう。
▽初心者の富士登山
▽富士山NET|ふじさんネット|富士山情報 まるごとおまかせ! | 富士山情報 まるごとおまかせ!
こちらのサイトも、ぜひ参考にしてみてください。
■安全対策も忘れずに
山に登る際、忘れてはいけないのが「安全対策」。登山道が整備されたどんなに易しい山でも、天候の崩れや落石など、自然の脅威は身近に潜んでいます。
上記のサイトでは、過去にあった遭難の事例から、安全対策を紹介しています。このエントリーに掲載されている、「遭難回避の3大原則」がこちら。
- 自分(たち)の能力を過小評価する
- 危険を予測する
- お金で買える安全は買う
山では「自分の身は自分で守る」が基本。できる限りの安全対策を施し、気を引き締めて臨むようにしましょう。
Title Photo by Joshua Rappeneker