自由研究や夏祭りの夜店で購入した生き物、きちんと飼えていますか?カブトムシにクワガタ、金魚といった生き物も、正しく飼えば健康的に育てることができます。今日は、夏の生き物の飼い方・育て方を紹介します。
■スイカはダメ!カブトムシ
こちらでは、カブトムシを成虫のカブトムシに卵を産ませ、幼虫、サナギ、そしてまた成虫に育てるための方法が紹介されています。
▽ http://homepage2.nifty.com/kabutokuwagata-yh/kabutokaikata.htm
カブトムシを飼うケースや土、エサ、止まり木など、飼育の上で必須となるアイテムやコツが、生育段階に合わせて掲載。誰でも簡単に、カブトムシを飼うことができます。
意外なのが、カブトムシのエサ。スイカやキュウリ、メロンといったおなじみのメニューは、水分が多いため下痢になってしまうそう。昆虫ゼリーやバナナを与えるようにしましょう。
■初心者でも簡単!クワガタ
種親の選び方や初心者向けのクワガタの種類、人工孵化の方法など、徹底的なクワガタの飼い方を紹介しているのが、下記のページ。
▽ http://www1.kamakuranet.ne.jp/kabu/beet/manual-siiku.htm
こちらで挙げられている、ビギナーにオススメのクワガタは以下の通り。
- 国産クワガタ
- コクワガタ
- アカアシクワガタ
- ヒラタクワガタ
- サキシマヒラタクワガタ
- オオクワガタ
- ノコギリクワガタ
- 外国産クワガタ
- メタリフェルホソアカクワガタ
- ニジイロクワガタ
- パプアキンイロクワガタ
- ダイオウヒラタクワガタ
- ギラファノコギリクワガタ
- ベリコサツヤクワガタ
国産クワガタのメスは、羽化した年には卵は産まず、翌年に産卵するので注意してください。
■夏祭りの定番、金魚
花火大会や盆踊りなど、夏祭りの定番とも言える金魚すくい。すくった後に、飼い方がわからなくて困ったことはありませんか?
▽ http://www1.ocn.ne.jp/~doishun/report/kingyo/index.html
上記のサイトに書かれている、金魚を飼うポイントはこちら。
- 匹数にあった水槽と、泡が出る装置または循環式ポンプを用意する
- 水槽は涼しい場所に置く
- カルキを抜いた水を入れる
- バクテリアを水に入れる
- 病気の場合、応急処置として唐辛子や鷹の爪、塩を入れる
- 水の交換は控えめに
- 砂を入れて水質を安定させる
- 貝殻など、石灰を入れる
その他、病気の見分け方やエサの種類についても言及されているので、ぜひ参考にしてみてください。
■水温管理がカギ!ザリガニ
川や沼地、田んぼなどに生息しているザリガニ。環境をきちんと管理すれば、繁殖させることも可能です。
ザリガニの飼育で、重要なのが水温管理。1℃から32~3℃くらいまでなら特に問題はありませんが、できれば、15℃から25℃くらいまでの水温で飼うようにしましょう。30℃以上の高温が長期間続くと弱りやすいので、夏場は注意が必要です。
■夏から秋にかけて鳴く、鈴虫
8月上旬から10月ごろにかけて成虫になり、美しい音色で鳴く鈴虫。できるだけ長く、あの情緒ある鳴き声を楽しむためにはどうすればよいのでしょうか。
▽ http://suzumushi.smile-information.com/
生命力、繁殖力が強い鈴虫は、飼育が簡単で、飼い方もとてもシンプル。まずは、鈴虫を入れるケースと土、木炭や竹炭、植木鉢の欠片といった、影を作れるアイテムを用意しましょう。雑食のため、エサも特に気にする必要はありません。ナスやキュウリといった野菜、パンなどの炭水化物、鰹節や炒り子などのタンパク質がベター。特に、共食いを防ぐためたんぱく質と炭水化物は欠かさずに。
どの生き物も、手に入れた以上は責任を持って飼育することが大事。また、無責任な放虫は生態系を乱す原因になるので、絶対にやめましょう。
Title Photo by fireflies604