8月5日(木)に報じられた、ジンガによるウノウの買収。米ジンガと合弁会社「ジンガジャパン」を設立予定のソフトバンクが、買収に関する正式なリリースを発表しました。また、ウノウの創業者兼代表取締役社長の山田進太郎氏も、自身のブログで今回の買収について言及しています。
▽ ジンガがソーシャルゲーム事業者「ウノウ」を買収 ジンガジャパンのモバイル向けゲーム開発体制を強化 | ソフトバンクグループ株式会社
米国のソーシャルゲーム企業大手のジンガによる、ウノウの買収。ウノウは、2001年設立のベンチャー企業で、「まちつく!」を始めとするソーシャルゲームをmixiやGREEなどに提供しています。この買収に先駆け、7月29日(木)、ジンガとソフトバンクによる合弁会社「ジンガジャパン」の設立が発表済み。ウノウのソーシャルゲーム事業を基盤に、日本のソーシャルゲーム市場に参入を予定しているとのことです。
今回の買収に関して、ジンガのCEO兼創設者であるマーク・ピンクス氏と、ウノウの創業者兼代表取締役社長の山田進太郎氏の両者が、コメントを発表しています。
<マーク・ピンクス氏>
日本のソーシャルゲーム業界の先駆者であるウノウが、われわれジンガ・ファミリーに加わることを、大変嬉しく思います。彼らにはすでに革新的なゲームで成功した素晴らしい実績があり、われわれが日本で集め始めているトップレベルのチームを補完するのに、完璧な存在です
<山田進太郎氏>
ジンガに加わり、ともに日本のユーザーにジンガのゲームを普及させていくことを楽しみにしています。ジンガが日本のソーシャルゲーム市場を牽引し、成長するための一員となり、日本の先進的なモバイルおよびウェブ環境に、最高のソーシャルゲームを提供していくサポートができることを、非常に嬉しく思っています
また、山田氏は自身のブログでも今回の買収について言及。
▽ Zyngaのウノウ買収にあたって – suadd blog
「今後も日本のインターネットベンチャーの新たな道を切り開いて行きたい」という決意とともに、「私や共同経営者の石川がウノウを離れるということはありません。ウノウは引き続きオリジナルタイトルの制作・運営をすると共に、Zyngaタイトルを日本市場でリリースしてまいります」と、今後の経営についても触れています。