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学生も社会人も必見、厚生労働省が公開する「労働法ハンドブック」



「知って役立つ労働法」~働くときに必要な基礎知識~を作成しました |報道発表資料|厚生労働省

厚生労働省が公開した「知って役立つ労働法〜働くときに必要な基礎知識〜」は、主に就職を控えた学生や若者に向けて作られた労働法のハンドブック。大学生や社会人のほか、高校生など幅広い層に理解してもらえるよう“分かりやすさ”を重視しているのが特徴です。また労働法の全体像を把握できるように、労働に関する分野や法律を幅広くカバーしています。

ハンドブックはPDF形式で公開されており、次の5章から成っています。

  • 第1章 労働法について(労働法とは何か、その役割について)
  • 第2章 働き始める前に(労働契約や就業規則、各種保険や年金制度について)
  • 第3章 働くときのルール(労働条件、賃金、労働時間と休憩・休日等について)
  • 第4章 仕事を辞めるとき、辞めさせられるとき(退職、解雇、倒産、失業給付等について)
  • 第5章 多様な働き方(派遣労働、契約社員、パートタイム労働等について)

各章では関連する労働法の項目などを挙げながら、押さえておくべきポイントを分かりやすく解説しています。また失業率の増加に伴い利用者が増えている「ハローワーク」のサービス内容や、問題になっている「新卒者の採用内定の取消し」など、最近の雇用情勢に関連したコラムも掲載されています。

これから就職を控えている人はもちろん、既に働いている人でも「労働法のことはよく知らない」という人が多いはず。働く前から働き始めた後、仕事を辞める時と順を追って解説されているので、ぜひ一度目を通してみて下さい。

文: 飯塚朋子

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