2012年1月から放送されるNHK大河ドラマ「平清盛」の主演が、人気俳優の松山ケンイチさんに決定しました。松山さんが大河ドラマに出演するのは今回が初めて。大河史上最年少で平清盛を演じます。
▽ 大河ドラマ「平清盛」主役は松山ケンイチさんです！ | 大河ドラマ | NHKドラマ
▽ NHK大河ドラマ、2012年は「平清盛」に決定 脚本は藤本有紀さん - はてなニュース
2012年の大河ドラマ「平清盛」は、大河ドラマ開始から50年目という節目の年に放送される作品です。NHKによれば、今回のドラマでは物語の中でアンチヒーローとして語られることの多かった清盛を全く違う角度からとらえ、初めて“武士による実力社会”を切り開いた彼に新たな光を当てて描くとのこと。脚本を務めるのは、連続テレビ小説「ちりとてちん」でも注目を集めた藤本有紀さんです。
今年8月の制作発表の時点ではキャストは未定となっていましたが、11月25日に主役の平清盛役が松山ケンイチさんに決定したことが発表されました。松山さんといえば、映画「DEATH NOTE」の天才探偵・L役で一躍脚光を浴びた若手俳優。その後も「デトロイト・メタル・シティ」や「カムイ外伝」、12月公開の「ノルウェイの森」など数々の映画やドラマで主演を務め、“演じる役柄によってまるで別人になる”と評される実力派です。大河ドラマではこれまで辰巳柳太郎さん（当時60歳）、仲代達矢さん（当時39歳）、金子信雄さん（当時55歳）、渡哲也さん（当時63歳）の4人が平清盛役を演じてきましたが、松山さんは最年少25歳での大抜てきとなりました。
NHKのドラマトピックスブログでは、制作スタッフから松山さんについてのコメントが寄せられています。「私の中で松山さんは『いつか一緒に仕事をしてみたい俳優NO1』でした。」と語るのは、チーフ・プロデューサーの磯智明さん。またチーフ・ディレクターの柴田岳志さんは、松山さんの印象について「繊細さと骨太なパワーを併せ持つ、今最もイキのよい若手俳優である。先日松山さんと初めて会った。朴訥とした人柄の中にも、役に向けた真摯で熱い思いを感じ、うれしく思った」と語っています。
