太田出版は3月2日(水)、社会学者の宮台真司さんとマンガ家の山本直樹さんが「東京都青少年健全育成条例改正案」について語る、「宮台真司×山本直樹 25,000字対談“性表現と都条例を考える”」をWeb上で公開しました。閲覧は無料です。
▽ 宮台真司×山本直樹 25,000字対談「性表現と都条例を考える」を緊急公開します。 - 太田出版
▽ 宮台真司×山本直樹 25,000字対談「性表現と都条例を考える」(PDF)
今回の対談は、2010年12月15日に都議会本会議で可決・成立した「東京都青少年健全育成条例改正案」に反対する太田出版が企画。同社が3月8日(火)に発行する雑誌『マンガ・エロティクス・エフ』vol.68に掲載される対談記事が全文公開されています。
対談に参加した宮台さんと山本さんは、以前から都条例に反対の意を示していた人物。25,000字にもわたる対談の中でお二人は、都条例問題を発端に、性表現だからできること、性表現とどのように向き合うべきか、本当に子供のためになる教育とは何かを赤裸々に語っています。
雑誌の発売前に全文を公開した経緯について太田出版は「一人でも多くの方とこの問題を共有し、『東京都青少年健全育成条例改正案』撤廃への議論を積み重ねていくきっかけになればと考え、webでの公開を決定いたしました」とコメント。URLの転送やブログ、ツイッターなどへの貼り付けも積極的に勧めています。