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買いだめをしない、節電、寄付――非被災者が“いま”できること


■非被災地の人ができること

<燃料などの買いだめを控える>


首相官邸ホームページ
米の安定供給の確保について(PDF)
消費地向けの米の供給について(PDF)

現在被災地では、ガソリン、軽油、重油などの燃料が不足しています。燃料が届いていない地域への輸送を優先するため、政府は「燃料の買い占めなどに走らないように」と呼びかけています。また被災地以外の一部の地域では米が品薄状態になっていますが、これは支援物資の輸送を優先していることや、道路の渋滞による物流の混乱などが原因とのこと。農林水産省では、米は需要に対して十分な供給を確保しているため、品薄の状態は徐々に回復していくとしています。

「ウエシマ作戦」も拡大中 「どうぞどうぞ」と物資を譲り合う - ITmedia NEWS
ネットでは「ウエシマ作戦」という活動も広がっています。これはダチョウ倶楽部の上島竜兵さんのギャグ「どうぞどうぞ」にちなんだ作戦で、不要な買いだめをせずに、譲りあう気持ちを広めようというものです。

<節電>


http://www.meti.go.jp/speeches/data_ed/ed110312aaaj.html
http://setsuden.yahoo.co.jp/

東京電力や東北電力管内の電力供給設備が被害を受けたことで、被災地の一部の地域では「計画停電(輪番停電)」が実施されています。発電施設の状況によって供給不足が生じる可能性があるため、経済産業省は「電気の使用に当たっては、極力節電いただくようお願いしたい」としています。

西日本(60Hz周波数帯地域)から東日本(50Hz周波数帯地域)への電力の応援融通については、周波数変換設備(合計容量:約100万kW)を通して融通する必要があり、すでに電力各社で協力しながら最大限の電力融通を行っているそうです。
東日本大震災にかかる関西電力の対応について|お知らせ・更新情報|ABOUT US|関西電力

<大人の千羽鶴――被災地への寄付>


大人の千羽鶴始めました | 多田あさみオフィシャルブログ「あさみっくす。」Powered by Ameba

タレントの多田あさみさんが提案した「大人の千羽鶴」がネット上で話題を集めています。この千羽鶴は、千円札に描かれた“鶴”を意味するもの。多田さんは自身のブログに「一人じゃこの千羽鶴はできませんが みんなで力を合わせればきっと千羽以上になるはず」とコメントし、ファミリーマートのマルチメディア情報端末「Famiポート」を通じて日本赤十字社へ寄付をする様子を掲載しています。

【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|東北関東大震災義援金を受け付けます
募金情報まとめ - 平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)

義援金の募集は、日本赤十字社をはじめ多くの企業が実施しています。携帯電話やネット上から行えるものもあります。詳しくは上記のエントリーをご覧ください。

■ボランティア活動、よく情報収集を


東北地方太平洋沖地震第2報 - 全社協 被災地支援・災害ボランティア情報
東京ボランティア・市民活動センター 東日本大震災のボランティア活動について|ボランティア・市民活動の総合情報サイト「ボラ市民ウェブ」
http://blog.canpan.info/neriura/archive/378
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031601001225.html

ボランティア活動については、受け入れのない地域や、条件によって限定的に受け入れている地域があるなど、現地の状況は日々変わっています。ボランティアが受け入れられる状況かどうか、慎重に最新の情報を収集してください。

Good night, Posterous
遠くからでもできること、すべきでないこと、被災地の人々に迷惑をかけず助けとなるための行動法まとめ - GIGAZINE
http://web-directions.com/director/index.php?ID=549

上記のエントリーでは、ボランティア活動に関する体験やボランティア以外にもできる支援方法がまとめられています。


また以下のエントリーには、非被災者が「当事者として何ができるか」をまとめたリンク集が掲載されています。こちらもあわせてご覧ください。
傍観者ではなく“当事者としてできること”--東北地方太平洋沖地震 - CNET Japan


Title Photo by Hamed Saber

文: あおきめぐみ

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