東北地方太平洋沖地震により壊滅的な被害を受けた、三陸沿岸のカキ生産を支援するプロジェクト「SAVE SANRIKU OYSTER」がスタートしました。出荷再開後のカキを前払いで購入する「カキオーナー制度」で、カキの生産復興を目指します。
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「SAVE SANRIKU OYSTER」プロジェクトでは、三陸のカキ生産の復興を目標に「カキオーナー制度」を実施しています。これは、1口1万円(消費税・配送料込み)でカキを“前払い”購入すると、出荷再開後に三陸産の殻付きカキが約20個届くというもの。出荷再開の時期については「5年以上かかるかもしれない」とのことですが、復興の様子を年2回程度メールマガジンや郵送で知らせてくれるほか、Webサイトでも現地の状況を逐一掲載するとしています。
このプロジェクトを立ち上げたのは、カキのネットショップを運営する齋藤浩昭さん。齋藤さんは今回のプロジェクトについて「三陸の牡蠣生産者が、被災前の状況に戻ることができ、牡蠣好きな方が、また美味しい三陸の牡蠣をいつでも食することのできる環境になれば」とコメントしています。三陸沿岸では震災による津波で、養殖場のカキいかだや作業所、漁船、漁師の自宅などが流されてしまい、カキの生産や出荷が困難な状況に陥っています。